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ラヴパラパラ!!EUROBEAT HITS 30レビュー

さぁそんな訳でラヴパラパラ!!EUROBEAT HITS 30のレビュー(本当なら土曜日の段階には記事にする予定だったのですが…(^^;))
以下はBLAST!&DIMA MUSICの新曲計8曲のレビュー(+ノンストの感想)ですが、それぞれの感想はCD・携帯配信両方を聞いてのモノとなっております。

毎度のことですが以下の文章は私個人の勝手な感想。本当に興味のある方のみ“続きを読む”からお進み下さい。
NON-STOP担当:AKIRA“BOSS”YOKOTA

1.イマ コノ トキ ダケ/ 新吉宗サウンドトラック
(-)
やたら間隔の短いカウントヴォイスを踏んでから始まるイマドコモダケ。相変わらずクセのない&聞き覚えのあるヴォーカルで聞きやすさは十二分。
でもユーロビート好きとしては明確なリフがないのはちょっと残念(好きだけど)


2.銀河鉄道999/ TSUKASA
(作詞:奈良橋陽子・山川啓介/ 作曲:タケカワ・ユキヒデ)
凄いですね、この曲(笑)最初はブックレット見ずにCD聞いていたのですが、冒頭部分だけでは一体何の曲か分からずじまい。トランスよりのシンセで始まったかと思えばダンスポップ的なアプローチ、と思えば再びトランス調で先の読めない展開。
Aメロを聞いてやっと何の曲なのか分かったという(笑)
基本的には良いと思いますがvo.にエフェクトを掛けてしまったせいかBメロ(サビ?)が一体なんて言っているのか分からなくなってしまっている点が残念。
この先の読めない、奇抜なリフ部分は大好き。次曲への流れもバッチリ♪


3.創聖のアクエリオン/ mioco
(作詞家:岩里祐穂/ 作曲家:菅野よう子)
さすがに度重なる収録でやや飽きてきたかも…なんて思っていたのですが、こうも激しくリフを叩いてくれると飽きたなんて微塵も感じません(笑)ほとんど原形を留めていない叩き、良いです。
次曲へのリフ弄り、混ぜ具合も秀逸。


4.HUNG UP/ SANTAMARIA
(MADONNA-S.PRICE-B.ULVAEUS-B.ANDERSSON)
こちらはiTuneで配信済み。同曲のカバーではSAIFAMのモノがありましたが、こちらはAkyrによるカバー&テクノアレンジ。異端を少しも恐れないリフのインパクトは2曲目に負けず劣らず、チクタクを始め各種サンプリングも豊富で落ち着くと言うことを知らない仕上がり。
ところでiTuneで配信されていたモノの不具合は修正されたんでしょうか?(笑)


5.ウッウッーウマウマ(゜∀゜)/ CARAMELL
(JORGE VASCONCELO&JUHA MYLLYL)
曲名(と言うかウッウッーウマウマという言葉)は以前から知っていましたが、実際に聞くのは今回が初めて。で、聞いてみましたが、うーん…普通?
間奏部分は確かにタイトルのように聞こえますね(笑)


6.GO SPEED RACER GO/ ZIPPERS
(FERNANDEZ)
去年のVIP Hybridに収録され私の心をわしづかみしてくれた本作(笑)言うまでもなく日本でもお馴染みのあのアニメのカバー・アレンジですが、そこはさすがSAIFAM、完成度はかなりのもの。
前曲からのカウントボイス→フォー!→コーラスによるタイトルコール×2→メインvo.のタイトルコールという流れも最高!メリハリのきいた展開が堪りません。


7.GO BEAT GUN/ MIKE SNAP
(ALBERTO BENATI-FILIPPO CORDIOLI)
リストの時点でだいたいの予想は出来ましたが、その予想通りGO!繋がり。
GO!連呼にHeyサンプリング、前曲のコーラスと本作のvo.が入り乱れる繋ぎ部分は勢いも十分。続くまともに聞かせる気がないサビフレーズ弄り、コーラスを用いたリフ叩きとどこまでも賑やかな展開。
そのリフ叩きも1度目と2度目とでフレーズの順番が違うところが○。


8.JUMPIN THE FIRE/ MIKE SNAP
(ALBERTO BENATI-FILIPPO CORDIOLI)
ヴォーカルがヴォーカルだけに上曲との相性はバッチリ。お馴染み“ファイヤー”サンプリングを皮切りにこちらも派手に展開してくれちゃってます。
何か途中で音の抜け落ちた感じのする中盤のリフ叩きもお気に入り。


9.PARA PARA CUTE/ MOONIE A
(ALBERTO BENATI)
一昨年リリースのKATCHY KATCHYはレビュー時には今一歩と感じながらも聞けば聞くほどに嵌っていき、ついには年末BESTにも使うほどお気に入りの一曲となったわけですが、本作はそれに続く作品。
タイトルを見れば分かるとおりど直球ミーハー路線で、“PARA PARA”を冠しているからなのか?FRANK TORPEDOやOTELLOのナンバー同様、“1,2,3!”の掛け声からスタート。適度にタイトルコールを絡ませたイントロを経て始まるリフはまさにミーハー一直線、また構成するシンセは初期のような細めシンセではなく前回のOPEN YOUR HEART/ ROMI同様のなかなかに存在感のあるモノとなっており、耳当たり、そしてこの景気の良い明るいメロディとの相性も抜群!
そすいた勢いのあるリフと比べるとAメロ、Bメロは多少落ち着いてしまっていますが、“1,2,3!”コールを介してからのサビは再びリフ同様の景気の良い路線で、お馴染み“PARAPARA”といったフレーズにKATCHY~にもあった手拍子、そして合いの手のようにはいる“GO!GO!”とかなりの盛り上がり。

落ち着き気味のBメロからサビへのテンションの移り変わりとやや下がり調子のタイトルコールに初めは違和感を覚えるかも知れませんが、それを補ってあまりある盛り上がりで無問題!良いです、この曲。

※CD収録ver.のみサビアカペラ&手拍子部分有り。


10.SUPA SUPA MAN/ BABY JANE AAA
(ALBERTO BENATI)
SUPERMANというタイトルなら古くはANGIE DAVIS、割と最近(でもないけど)MARK FARINAのナンバーが、他にもGO SUPERMANやらHEY SUPERMANなど幾分使い古されたフレーズではありますが、今回はちょっと捻ってSUPA SUPA MAN(ノリとしてはSUCK~・SUCKA~・STUKAとほとんど変わらないと思いますけど(笑))

歌うはBABY JANE、前作はBEAT TUNE収録のPARTY TIMEでそこでは疾走感のある微哀愁を披露してくれましたが、今回はガラッと方向性を変えて上記作品と同じどミーハー路線。
あまり凝っているとは言えないイントロはハイハットにサビフレーズの一部を乗っけたモノで、シンセフレーズで一呼吸置いてからリフがスタート。こちらのリフもまた細めではなく芯のあるシンセで構成されており、また一音一音歯切れの良い、弾むような作りで聞き手を否が応にもノせる仕上がり。かつてのSHOCK THE NIGHTのようなノリも盛り込まれているせいか勢いも十二分。

こちらも存在感たっぷりなリフに比べるとA・Bメロはやや押され気味ですが、割合オーソドックスにソツなく展開。Bメロ冒頭で一瞬シリアスになったかと思わせつつサビに入るのですが、このサビがとにかくベタベタな作り。
何度も登場するタイトルコールは上の“PARAPARA”以上に耳に残り分かりやすさに置いては言うに及ばず。掛け声等のサポートは無いにもかかわらず盛り上がりに関しては上の作品以上で、この手の路線が好きな人にはまさに堪らない仕上がり!
リフ、サビどちらにおいても文句なしの内容でオススメ♪

Bメロは何かに似ているような気がするけど思い出せず(^^;)
前曲からの“パラパラマン”“スパスパキュート”の流れはさすが。


11.CLICK ME LOVE/ ROMI A
(ALBERTO BENATI)
BLAST!版IRENE嬢ことROMIの最新ナンバー(この人もMIKE SNAPみたく別の人なのかしら)
LOVEBOYからFLY ON THE WINGS、そしてOPEN YOUR HEARTといずれもかなりの勝負をしてくれましたが、今回もかなりの出来映え。

いきなりサビ頭部分から始まる本作は、その後適当にシンセパートを踏んでからリフという流れ。こちらも初期のような細さは皆無で、出だしのフレーズからインパクト十二分、どこまでも広がっていくようなダイナミックなメロディラインが魅力。FLY~やOPEN~ではやや柔らかいタッチでの展開でしたが、今回はLOVEBOYの様な鋭さが復活。
ヴォーカルパートはTOGETHER AND FOREVER/ ALOUDを思わせるようなAメロに始まりBメロ、サビとテンポ良くサクサク進行。
上や更にその上の作品と違い、こちらの作品ではタイトルがサビに登場しないのですが、別段分かりづらいだとかキャッチーさに欠けると言ったことはなく、3BのSURRENDER TO YOUR HEART/ MILK&COFFEEを思わせる掴みの部分を軸に直前パートまで同様、テンポ良く展開。
上の明るいミーハー路線の2作品位比べ適度に哀愁を織り交ぜているのが特徴で、この辺りが楽曲のキレを更に上げてくれているんじゃないかと。
LOVEBOY好きは同様にこちらもイケるでしょう。


12.ANY MORE/ BETTY LOU
(ROBERT GABRIELLI)
以前のVIP Hybridレビューから再掲。
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何かもう色々と凄い一曲(笑)レーヴェルは果たして一体どこになるのでしょうか?
制作には久々登場ROBERTO GABRIELLIがあたっており、今回は3B・DELTA時代に何度かやってきた明るいPOP路線。
リフは芯のあるしっかりした音で構成されており存在感はなかなか。個人的にもう少しメロディラインをキャッチーに作って欲しかったところですが、このしっかりしたシンセ音のおかげかそこまで不満に感じず。
ヴォーカルパートはまさにキャッチー一色の作りとなっており、一瞬日本人?なんて思ってしまうような発音のはっきりしたvo.の歌い回しとこの手の曲調の相性は抜群。
中でもサビパートのキャッチーさは昨今の作品の中でもズバ抜けており、一度聞いたら病み付きになるタイトルコール“ANY MORE”がポイント。聞き終えた後も耳から離れず、ずっと頭の中をグルグル回るほどの中毒性があります(笑)
私のように精神的にちょっとくたびれた虫けらにとっては眩しすぎる明るさ、可愛さですが、好きです、この曲。
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冒頭叩き部分のフレーズは一体???


13.ARROWS<DJ BOSS REMIX>/ NAGISA
(RipRap-M.O.R.-mioco)
以前の配信レビューからちょこっと再掲。
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3:45前後からがCDに収録されなかった箇所。
ピアノを交えたパートからちょっとハイパーテクノを彷彿とさせるフレーズを絡めつつ、カウントボイス+カモン!→叩きという流れ。このちょっと「おっとっと」とつんのめる叩きフレーズはクセになりますね(笑
この後、過去作品2曲へと雪崩れ込むという展開。
最終コーラス、サビ締め部分で歌いまわしを変えるところも◎♪
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今回のCDでは上にも書いたカウントボイスからのスタートで本編に行く前にメドレーを挟むといった流れ(笑)メドレーはやっぱり燃えます。
しかしこの辺りの版権は一体どーなっているのやら。


14.ETERNAL STORY/ MIWA
(mizuho-M.O.R.-MIWA-MYU)
Plum繋がりでこちら。今回は変わり鼻、以前のVIP Hybridには収録されなかった(気がする)ミソ部分→変型サビといった流れ。やっぱりこの妙なところで切れる日本語歌詞には多少違和感を感じてしまいますが、聞きやすさにおいては文句なし。


15.REAL U/ mioco
(4A-GE-mioco)
ここからハイパーテクノタイム。硬派なリフ部分と上2曲同様、親しみやすいヴォーカルパートの組み合わせが新鮮。
サビバックでオシャレに鳴り響くピアノ伴奏も◎。


16.BLUE WING/ AOHARU
(作詞・作曲:js)
基本的な構成は上と同様ですが、リフの激しさが増している分、ヴォーカルパートとのギャップも更に大きく。
私自身、ユーロ以外の例えばテクノ楽曲はあまり得意ではないのですが、本作や上のような作品は割とすんなり聞けちゃいます。


17.7thMOON/ POWER DREAMS
(DAVIDE DI MARCANTONIO)
シャンプー!
こちらはヴォーカルの分だけすんなり聞けちゃうのかしら(笑)ジャンルは違えど相変わらずのDIMAvo.でお気に入り。


18.TOUCH ME NOW/ XROSS
(A.GILARDI)
4曲目のHUNG UP同様、Akyr MUSIC発のテクノナンバー。
こちらも聞き覚えのある御方がvo.を務めており、女性vo.パートだけを聞いていると思わずユーロビートと錯覚しちゃうかも。
サビフレーズは思わずCRAZY FOR LOVEと歌いたくなりますね(笑)


19.CATCH FIRE/ SONIC RAY C
(ALBERTO BENATI)
たしかMAGIC RING OF FIRE以来、久々の登場となるSONIC RAY名義。
クレジットにはありませんが、おそらくvo.は以前同様、NICK KEY=MILANIさん。

イントロはシンセのジャブからサビフレーズ、“ウォオオ”掛け声を適当に組み合わせた作りとなっており、タイトルコールを介してからリフという流れ。前作も割とテクノ寄りのアプローチでしたが、今回もその路線は同じで、ハイパーテクノ?と思ってしまうこと受け合いのドスの効いたリフ。
そうした異色なリフからするとAメロからの流れは(相変わらずダークな雰囲気とは言え)ユーロビート然りとした作りとなっており、荒々しいvo.を軸にAメロからジワジワと展開。さながらFASTWAY作品のような煽り有りのBメロから加速しつつ展開されるサビは、それまでのダークさに激しさが加味され、かなりの盛り上がり。
このサビもまたBメロと同じように一時期のFASTWAY楽曲と紙一重ですが、vo.が違う&より重苦しい雰囲気であるせいかマンネリ感は皆無。

MAGIC~と違いリフはだいぶ重いので、前作のような景気の良さを求めていると拍子抜けするかも。個人的にはリフは前作の方が好み(サビはこちらの方が好み)

曲調が曲調だけに前曲からの流れは極めて自然。


20.YOKO/ DAVID DIMA B
(DAVID DI MARCANTONIO)
今回唯一のDIMA MUSICの作品はタイトルがYOKOと何とも意味深。
この界隈でYOKOと言うと荻野目洋子ぐらいしか思い浮かびませんが…

さてそのYOKO、出だしは歓声音からとライヴっぽさを感じさせるオープニングで直後には流れるようなギターフレーズ、ロックなハイハット打ち、更にそこからバックにうねるギターフレーズを従えつつ変型サビと冒頭からかなり重苦しく激しい雰囲気。
そんなイントロを踏んでから始まるリフは、最近のSEBに収録されている作品を聞くに疾走感に満ちあふれたモノを想像しがちですが、実際にはそれとは大きくかけ離れたモノとなっており、なかなか上手い喩えが見つかりませんが、それでも敢えて例えるならMATSURI NIGHTにアダルトな雰囲気を加えたといった感じ。
シンセではなくギターメイン、荒々しさを微かに残しつつも基本は抑えたバラード寄りのリフで、SEB収録楽曲のようなノリを期待していると肩すかしを食うかも。

ヴォーカルパートに入っても相変わらずの落ち着いた作り、とは言えBメロからは抑え気味ながらも持ち直し、ゆったりしつつも徐々に激しさを伴いつつサビを展開。
いつもながらの疾走感と言うよりはあくまでもしっかりと腰を据えてといったのが本作の特徴で、それはサビも同様。意外にもキャッチーさに富んだこの“ヨーコー!”を軸に漢の哀愁を披露。

個人的には各パートいずれももう少し冒険して良かったのでは…と思いつつも最近のDIMA作品では珍しい落ち着いた哀愁志向で気に入っていたり。
劇中2回登場するギターソロ、最後アカペラタイトルコールで終わるところも◎。


21.MR.HEART BREAK/ ROBBIE BOY
(ALBERTO BENATI)
こちらもVIP HYBRIDから再掲。
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F社でしか聞けないBLAST!作品。かなり久々の登場となるこのレーヴェルですが、今回はやや初期の頃と比べてシンセの感じが異なる作品が多い気がします。
さてROBBIE BOYなる人物が歌う本作、どことなく3B的な匂いのするタイトルですが心なしかそれを意識しているような作りとなっており、これまでの作品に比べやや低音ベース強め、重厚感溢れる仕上がり。
リフはより厚みの増した(ような気がする)シンセ音で構成されており、上記のような重厚感とあわせSUPER CARやSHOCK THE NIGHTとはまた違うアグレッシヴ路線を披露。疾走感こそ失ってしまいましたがその分力強さは増しているので無問題。
ヴォーカルパートはベース、バックに合わせテンポ良く歌う男性vo.、Bメロでの“1,2,3,4”サビ前“Here we go!”等重厚ながらも非常にキャッチー…なはずなんですがどうもバックとヴォーカルが乖離してしまっているというか。
フレーズの割にそうしたキャッチーさはほとんどなく、サビに入っても相変わらずヴォーカルとバックの足並みは揃わずバラバラ。せっかくの熱い歌い回しも空回り気味。

リフが良かった分ちょっと勿体ない感じもしますが…今までとは違う路線に挑戦するBLAST!の姿勢は○。


22.LONG NIGHT/ mioco
(RipRap-M.O.R.-TOMOMI)
以前のラブパラvol.4レビューから再掲。
SEBvol.178収録のAI YAMAMOTOにも名を連ねていた彼ら?の作品。曲の方は一曲目ということだけあって非常にテンポの良い仕上がりで何となくベース音などはDELTA(Akyr)っぽい気も。
哀愁でありながらテンポが良くBメロラスト、サビ直前のフレーズはサビでの哀愁度をグッと高めていると思います。他にも2コーラス目、サビインストの乱れ撃ちのような展開もツボです。


23.WHITE PETAL/ erica
(MIZUHO-h.katou-MIWA)
こちらもPlum繋がりでWHITE PETAL、Plum同士からかリフ繋ぎの相性は抜群。
今回は前回のようなスローパートがないのがちょっと寂しかったり^^;


24.IT’S MY LIFE/ RADIORAMA
(M.FARINA-F.SERRA)
以前のVIP HYBRIDから再掲。
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カタログNO.ARD1350と意外にもかなり新しめの作品。
リフは音割れ寸前のベース音と単音メインのシンセで構成されており、メロディラインを聞く分にはかなり物悲しい哀愁楽曲なんですが、このベース音のおかげかそこまでしっとりし過ぎず、適度な賑やかさ。
ヴォーカルパートは転調一切無し、哀愁一直線といった流れで、押し殺したような歌い回しが印象的なAメロから流れるようなBメロを経て淡々としつつも幻想的なサビ。
哀愁楽曲の王道を行くような作りで、いつものアグレッシヴ路線とは対極に位置するような仕上がり。
ただあまりに王道すぎてややインパクトに欠けるのも確か。サラッと聞けるものの、そのまま聞き流されてしまいそうな気も。


25.HEY MAMMA HEY/ F.C.F.
(M.FARINA-F.SERRA)
こちらは配信レビューから再掲。
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私の中でマンマと言えばミーヤと相場が決まっているのですが、今回はHEYから始まってHEYに戻るというタイトル。直訳すると「ヘイ!お母さん、ヘイ!」といった感じになるのでしょうか?(爆)
曲の出だしはそんな“MAMMA”というフレーズからは大きくかけ離れたやや暗めな雰囲気で、ノイジーなギター、そしてその下を這うようにして展開するピアノフレーズ。直後にはヴォーカルも参加し、そのままギターソロと呼んでも差し支えないようなパートへ突入するという構成で冒頭からかなりアグレッシヴな仕上がり。
4拍踏まずに始まるリフはそんなイントロの雰囲気を上手く引き継いだ、荒々しいと言う表現がとてもしっくり来るような作り…なんですが相変わらずメロディ面が貧弱。リフを構成するシンセ音、音割れ寸前のベースとこの点においてはアグレッシヴ楽曲としては満点なのですが、肝心のメロディがどこを目指しているのか見えず、これだけのシンセ音にかかわらずリフ全体は何となく漠然としたイメージ。
ヴォーカルパートの出来は余裕で及第点突破な仕上がりで平凡なAメロから過去作品を微妙にかすめたBメロで徐々に勢いを高め、サビに入れば微妙に哀愁を混ぜつつ力強く展開。
1コーラスと2コーラスで微妙に異なるバックのギターフレーズはもちろん、“HEY”というワードを含んだサビタイトルコールはキャッチーさも十分に兼備。分かりやすさ、微哀愁、そしてそれらを上手くとりまとめるクセのあるヴォーカルにギターフレーズとサビはとにかく聴き応えがあります。

曲中後半3:50~からはイントロ同様のギターパートがありますが、微妙にギターフレーズ、バック打ちそれぞれ異なる作り。この部分だけ聞いていると自分がユーロを聞いていることを忘れそうになるほど(笑)

正直リフ部分は各人で評価が分かれると思います。人によっては全く気にならない、むしろ重厚で凄い良いじゃん!などと思われるかも知れませんが、私も“良い”“悪い”で言ったら“良い”なんですよね。
ただ凄く良いかと言われれば返答に窮してしまう…個人的にはヴォーカルパートがほぼ完璧だった分、余計にリフの漠然とした感じが気になってしまった次第。


26.AGE AGE ALL THE TIME/ COO COO
(M.FARINA-F.SERRA)
以前のSTAR FIREレビューから再掲。
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アゲ♂アゲ♂ALL☆THE TIMEと書いた方が正しいのでしょうか(笑)
曲の方は昔々のNO NO/ MIX JEANや最近ではALAMO/ KEN MARTINといった明るい陽気路線。とにもかくにもこのなぁーーんにも考えてない的な底抜けに明るいリフが特徴的で聞いているうちに元気が出てきますね(笑)
そんな明るいリフとは対照的なちょっと暗めなA、Bメロもかえってサビの明るさを引き立てており、誰かさんの声にエフェクトをかけたvo.、そしてお馴染みアイアイと3B色満載な作り。サビはリフ同様に明るい曲調に戻り特にこのアゲアゲはクセになります(笑)JUST FOR YOU JUST FOR MEやONE FOR YOU ONE FOR MEといった韻を踏んだ歌詞もあってかなりテンポの良い一曲。

それにしてもフリもバカだなーこの曲(笑)オススメ。  
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同名義ではBATMANもなかなか良い勝負してくれてますけど、完成度はやっぱりこちら!


27.SHOCK WAVE/ MIKE SNAP B
(ALBERTO BENATI)
かつてSHOCK THE NIGHTをリリースしたのはSAETTA KIDの方と、ただでさえ紛らわしいのに余計に紛らわしいタイトル(^^;)
1stのSUPERCAR以来、一貫してアグレッシヴ路線ですが、今回も例に漏れずその路線。

JUMPIN THE FIREに続く本作、イントロはエフェクト掛けのフレーズに始まりかなり奇妙な作りではあるものの直後の変型サビパート的な箇所では落ち着いた雰囲気に。一瞬の間をおいてから始まるリフはまさにエネルギッシュなんて表現がしっくり来るような力強い仕上がりで、派手な掴みのフレーズから流れ落ちるように、それでいて激しく展開。前作JUMPIN~がいわゆるSCP的な吹けば飛びそうなリフであったのに対し、こちらはそうした軽薄さや面白味に欠けるなんてことはなく、どこまでも力強いシンセに要所要所で複雑に絡み合うフレーズと奥の深い仕上がり。

ヴォーカルパートはROCK’IN HARDCORE/ FASTWAYを思わせる“GO!”の連呼に“RUN”の連呼と適度にキャッチーさを保ちつつ、Bメロで呼吸を整えつつサビへと流れていくと言った展開。
丁寧なアプローチからのサビはそれまでのパート以上に哀愁度も高めで、SCPのマンネリZANINI作品とも差別化が図られておりお気に入り。これまでの作品のような早口でまくし立てると言った要素はありませんが、いつもより強めのこの哀愁加減がそれを上手くカバー。

惜しむらくはこの歌い回しでしょうか…この哀愁具合が逆に仇となったか全編どこか抑えて歌っているといった格好で、これまでの作品を聞くにもっと景気よく歌えるはず!なんて思ってしまったり(あともう一歩突き抜けてくれれば文句なしにA付けてました)

CDの方のしつこいぐらい登場するサンプリング“ショッ!”の元ネタはもちろんCRAZY FOR LOVE/ DUSTY。版権とかは大丈夫だったんでしょうか(笑)


28.HYPER CRAZY NIGHT/ SAETTA KID B
(ALBERTO BENATI-FILIPPO CORDIOLI)
でこちらはSAETTA KIDの作品。いまいちMIKE SNAP名義との差別化が図れていないところが気になりますが、こちらも同様にアグレッシヴ路線。

VIP BEST収録BIG BOYに続く本作は静かなトラックにタイトルコール、そして軽いギターフレーズ、更には空間系エフェクトと短い割に結構凝っているイントロ。バッチリ決まった27秒前後のフレーズを皮切りに始まるリフは、それこそSCPの作品ですと言われてもまるで違和感のない仕上がりで、上記のBLAST!作品の中では一番SCP寄り。SCPに似ていると言うことは上の文章を逆さまにしただけですが、面白みがない、吹けば飛びそうなリフと言うことになるのですが、不思議と本作の場合はそんなことはなく。
似ていると言っても今ではなく1~2年前のSCP、また高速BPMといったところがそう感じない理由なのかも。
深みだとか奥行きだとかそういったモノはほとんど感じられませんが、勢いだけは十分あります、このリフ(笑)

高速BPMに引っ張られる形でヴォーカルパートも引き続きテンポの良い作りで、バックに微かに女性コーラスを敷いているせいか例のFASTWAY的マンネリ度はそこまで高くなく。
また上の作品とは違い各パート早口でまくし立てており、この息をもつかせない忙しい切り替わりが本作の魅力。

こちらはリフの単純さとあまりにも捻りのなさ過ぎるサビフレーズがマイナス。またせっかく女性コーラスを付けているんだからもっと前面に打ち出してくれた方が良かったかも。

CDでは冒頭のWILD REPUTATION的ピッチ可変弄りがお気に入り。


29.POWER KISS/ MATTY CALL AAA
(ALBERTO BENATI-ALESSIO MILANI)
呼んでますよ!
じゃなくてBLAST!最後を飾るのは新名義MATTY CALLの作品(どうにも新しさを感じないのはたぶん気のせい(笑))
MIKE SNAPでもなくSAETTA KIDでもなくわざわざ新名義を持ち出してきたところに聞く前は何でだろう?とちょっと疑問に思っていたのですが、いざ聞いてみてそれもちょっと納得。

こちらも静かな滑り出しですが12秒付近辺りからギター、そしてヴォーカルが登場し徐々に加速していくイントロ。ギターのカッティングを挟んでからリフが始まるのですが、このタイトル、そして直前のギターの時点で薄々感ずいていましたがSCPのPOWER OF SOUND/ ACEを思いっきり意識した仕上がり(笑)
このシンセではなくギターメイン、そしてこの壮大などこまでも広がっていくフレーズ…まさにPOWER OF SOUND。とは言えACEのそれに比べるとテンポも多少早く、アグレッシヴ度も心なし高め。
ヴォーカルパートもCODENOTTIを意識して…と言うわけではなくこちらはたぶんFILIPPO CORDIOLIさんが担当しており、さしずめPOWER OF SOUNDをZANINIが歌ったといった格好。

相変わらず誰かさんそっくりなダミ声でAメロからBメロと実直に攻め上げ、サビに入れば伸びやかというよりはギターを伴いつつ攻撃的に展開。ただその様なサビにはギター以外にもピアノフレーズが散りばめられており、まるでちょっと前のDIMA作品のようなアプローチの仕方。
リフからサビにかけてMIKE SNAPやSAETTA KIDの様な激しさを残しつつも、POWER OF SOUNDらしさを盛り込んだおかげかいつものBLAST!男性楽曲とは明らかに毛色の異なる仕上がり。

POWER~好きなら本作も同様に楽しめるでしょう!オススメ!


30.FIREBALL/ A.G.E
(作詞・作曲:松本祥平)
ラストを飾るのはFIREBALL。カバーではなく完全オリジナル。
ちょっとリフは出だしはPlum楽曲を思わせるような柔らかい音色で構成しつつ、中盤後半では肉まんっぽくギターのカッティングで攻め上げるという作りとなっており、キャッチーさアグレッシヴさ両方を兼備。
ただそうした非の打ち所のないリフに比べるとヴォーカルパートはやや人を選ぶか。チャラ男系のヴォーカルに流行の?エフェクトを掛けており、クセはそこまで強くはないモノの存在感はやや薄目。個人的にはもう少し芯のあるvo.に歌ってもらいたかったかも。
とは言え楽曲の完成度は相当、ネタではなく真面目に勝負してくれておりアグレッシヴ好きも納得の仕上がりかと。
と言うか最初A.G.E.戦隊じゃありませんでしたっけ?(笑)



と言うわけで駆け足でレビューしてきましたが、今回収録された新曲のそのいずれもがかなりのクオリティで、それこそ馬鹿みたいにAとかBとか付けちゃいましたが、そう付けざるを得ない仕上がり。
正直、前回VIP HYBRIDに収録されたBLAST!作品が若干SCP的つまらない化してしまっており、今回もいずれも面白味に欠けてしまうんじゃ…なんて思っていたのですが、良い意味で裏切ってくれて嬉しい悲鳴(笑)

基本的なところはどちらのレーヴェルも同じなんですよね、でもその印象がまるきり違う。
もちろんBLAST!の方はSCPと違いたまにしか聞けないから余計に良く聞こえてくるって言うのも理由としてはあるのでしょうけど、でもそれ以外にも異なる印象を得る理由があるような気がします。
そうは言いつつその違いが結局何なのか分からずじまいなのですが(^^;)

SCPを踏襲しつつ独自のアレンジを加えており、またその作風も初期に比べるとだいぶ変化。収録はF社のみ、聞けるのは毎年数曲のみと待遇面に関しては寂しい限りですが、それにもめげずこの調子で頑張って頂きたいところです。

新曲の方ばかりに目がいってしまいましたが、そもそもこのCD自体かなり面白い、聴き応えのある仕上がりで、そうした新曲以外にもPlumやAkyr、3B等々とジャンル問わず多種多様に富んだ選曲、そして上記でも書きましたが各所での弄り、繋ぎ。
ノンストも毎回毎回これぐらいのクオリティならば何も言うこと有りません。

CDが売れれば売れるほど次のコンピも早く出るはず!
と言うことで皆さんも是非購入のご検討を!(笑)
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