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EUROBEAT COOLvol.1レビュー(まとめ)

リンク用編集。

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過去三日分を合わせただけです。
1.WELCOME IN JAPAN/ LOU-LOU MARINA B
(C.ACCATINO-F.RIMONTI-R.FESTARI-A.GIBRAUDO)
このタイトルを見ると某アイドルグループのTSUBAKI的作品が思い浮かべてしまいます(笑)ユーロ的に見ればTIMEやDELTAのあの作品達と真反対のタイトル、“WELCOME”と言うぐらいなのだから明るい、華やかな曲調だとばかり思っていたのですが。。。

ちょっと擦ったようなシンセにサンプリングを散りばめたイントロはあくまでも軽快、爽やかな雰囲気さえ感じさせる内容ですが、いざリフが始まるとその印象も変化。
メロディラインは、微哀愁と一言では言い切れない掴みどころの無いモノとなっており、オリエンタル、東洋の神秘などといった言葉がちらつく仕上がり。

シンセ面に関してはEBF中後期を思わせる単音フレーズを取り入れつつ、全体的に厚みを増やした作りで控えめなメロディの割に存在感はそれなりに。何にしてもこれまでのエナアタ作品にはなかったテイストなので、リフに関しては特に新鮮に感じうるはず。

ヴォーカルパートはそのリフの雰囲気を上手い具合に引き継いだ格好で、所々に程よい明るさを盛り込みつつパートごとに微哀愁と明るさを巧みに織り交ぜていく展開。
1コーラス目のAメロ中盤でバックを弱めたりする作りはこの曲ならでは。

聞くところによって曲調が違って聞こえる本作ですが、サビはどちらかと言うと明るさ重視。個人的にこの調で展開することに何ら不満はないのですが、ただヴォーカルの歌いまわしがクドいせいか、軽快なリフに比べるとこのパートだけベタッとした感じなのが少々残念。
出来ることなら最後まで軽やかにまとめて欲しかったところ。

と文句を書きつつもこの曲良いです、上にも少し書きましたが従来作品にはないパターンの作りで。こういう引き出しも持っているエナアタ制作陣の幅の広さに脱帽。
中盤にはピアノパート、更にはイントロをアレンジしたピアノ間奏と続きその筋の人には堪らない展開となっております(笑)



2.LIKE A LOLIPOP/ ALICE IN PARAPARA LAND B
(C.ACCATINO-F.RIMONTI-R.FESTARI-A.GIBRAUDO)
全部で7曲あるALICE IN PARAPARA LAND名義のうちの一曲。収録状況を見てみるとリリースのうちCD収録はMACHvol.13のPARAPARA HI-DEEのみ、このネーミングのせいかどうしても不遇な感じがぬぐえない名義(あともう少し早く登場していれば)

LOLIPOPと付くからにはやっぱりそれ相応の明るさ、ミーハーさを持っていると予想できるわけですが、確かにイントロを聞くとエフェクト掛けvo.にコーラス、サンプリングや各種SEなどが登場し、かつてのCHICA BOOMよろしく賑やかな仕上がり。

ただしそんなイントロを経てからのリフは予想したものとは随分と違う代物で上の曲以上にそのギャップに驚くはず。鋭くえぐってくるようなシンセで構成されたリフは高めのBPMも手伝って勢いは十二分、ただしメロディは何故か哀愁路線で名義コンセプト、曲名から大きく逸脱しているような感じも。
そのBPMのおかげで言ってもそこまで哀愁らしさを感じるリフでも無かったりするのですが、それでも初めて聞いたときは驚いちゃいましたね(笑)

そんなリフが終わってからのヴォーカルパートは再び明るいポップ路線。たぶんEVERYBODY velfarreやMONEY FUNNY DOLLARSと同じヴォーカル、それらと同じように跳ね回るような歌声が終始曲をリードし、曲調は違えどリフからサビまでとにかく小気味よく展開。
またワンクション入れてからパートを切り替えてあるので、全体的にメリハリのある仕上がりに。

Bメロラスト、威勢の良い“ウォウウォウウォ!”を踏んでからのサビは失速することもなく相変わらずのテンポ。タイトルコール以外にも“Get get ready-Bye bye baby”など韻踏み歌詞を絡め のべつ幕無しに迫ってくる歌声が本作の魅力。
最初から最後までスピーディーな曲運びで、他作品以上に耳に馴染みやすいのも本作の特徴の一つ。

とまぁヴォーカルパートは満足、リフも決して見劣りするところは特に見当たらないのですが、ただこの二つをセットで見てみるとちょっとチグハグと言うか。
このリフのおかげで以降パートが際立っているかと言うとそういう訳でもなく、個人的にはもっとvo.パートにミーハーさを加える、もしくはリフのメロディをvo.パートに合わせた明るい曲調にしてくれれば良かったのになんて思ったりも。



3.WHAT'S GOIN' ON/ LOUISE C
(C.ACCATINO-F.RIMONTI-R.FESTARI-A.GIBRAUDO)
曲名を見て昔々のCEEJAYのナンバーを思い出したのは私だけでしょうか。もちろん本作はそんなかつてのハイエナジー作品とはまるで関係なく、程よいBPMで展開されるユーロビート。

何故かGO!ROCKY JOE/ MAXIMUM POWERが脳裏に浮かぶイントロは重苦しくもあり、またそのSEのせいかなんだか不思議な感じもする仕上がり。
その不思議さそのままに始まるリフは上のWELCOME IN JAPANの流れを汲みつつも、ただどちらかと言えばVALENTINO MACHO LATINO/ GINO MANDOLINO辺りを引き継いだ格好。

実際あそこまで変化球な作りではないのですが、それでも本作も正統派な掴み部分から次第に異国情緒あふれるメロディへと移っていく作りなので、VALENTINO~が好きだった方は今回も嵌る可能性大。

そんな特徴的なリフからすると、Aメロからは幾分無難な作りに落ち着いてしまっていると言うのが個人的な感想。
明るいAメロから微哀愁なBメロへと変化し、最後のサビでは泣きの歌声、しっとり哀愁で締めるとパートごとに役割分担がはっきりしているので分かりやすい構成なのですが、一方で「これ!」というポイントも無いため物足りなさを覚えたりも。

一応サビでは“アイアイ…”言っているのですが、曲の特徴付けに貢献しているかと言うと微妙なところで。VALENTINO~同様、サビ辺りでもっと異国情緒感を打ち出してくれれば本作に対する印象も変わったとは思うのですが。



4.I LOVE TO DANCE/ NIKITA JR. B
(C.ACCATINO-F.RIMONTI-R.FESTARI)
で問題作の登場(笑)エナアタ→DELTAの流れではBOOM BOOM SEXY LADY/ JOE BANANA-BYE BYE TOKYO/ DELTA QUEENSがありましたが、逆のパターンはこれまで無かったような(せいぜいCANTARE BALLAREとONLY YOU CAN LIGHT MY FIREの歌詞で登場したぐらい?)

誰がなんと言おうとまんまGOODBYE JAPAN/ NEWFIELD-MORONI-SINCLAIREな本作なのですが、サビ以外はオリジナリティのある作品…なんて書こうと思ったのですがイントロもサビフレーズを加工したモノなので早くもその時点でNMSが頭に浮かぶと言う(気がつけば勝手にセツエ嬢のアナウンスが脳内補完される始末(笑))

リフは今度こそオリジナリティ溢れる作りとなっており、厚みのあるシンセを幾重にも重ねアグレッシヴにゴリ押しするというなかなか破壊力のある内容。元となった作品と比べるとキャッチーさにおいてだいぶ劣りますが、一方でこのレーヴェルらしい荒々しさが加味されこれはこれで有り。

NMSがメインvo.のMORONIの他にコーラス“アイアイ…”を間の手のように差し込み、リフ以上のキャッチーさで曲を盛り上げたのに対し、こちらは間の手こそ入らないもののやっぱりバックにコーラスを従えリフ同様に厚みのある構成。
Aメロ歌い出しのちょっと間延びしたBabyやFire、他にも終わりのYeah×3といったフレーズ面で優秀。またBメロでのサビに向かって段階的に盛り上げていく構成もお気に入り。

そうした良い具合な流れを経てのサビ。もう何度も書きましたが、いかに長めの歌詞を盛り込んで譜割りを変えようとしてもNMSっぽさは消せないわけで(笑)
購入してからもう何度も聞いていますが、やっぱり笑ってしまうこのサビ、バックアレンジにエナアタらしいシンセが入るので同じでありつつ派手さではコチラのほうが若干優っているか。

そんなパクり過去作品をモチーフにしたI LOVE TO DANCEですが唯一残念だったのはサビ終わりの“Night”の歌いまわしが下がり調子である点。
ここまでやったからには最後まで原曲?通り上昇志向で歌い上げて欲しかったところです。



5.CAPTAIN OF MY HEART/ MADDY LAYNE B
(C.ACCATINO-F.RIMONTI-R.FESTARI-A.GIBRAUDO)
直訳すると“私の心のキャプテン”?ここは敢えてキャプテン訳ではなく生徒会長とか海軍大佐の訳かもしれませんが(まさか)
曲の方はJOY AND SORROWやLOVE ME CRAZYなどちょっと隠れた名作の多いMADDY LAYNE名義のナンバーで、カタログ的にはBABY BELIEVE IN HEAVEN(HRG429)の次にあたる作品。
ちょっとLANCELOTO PLAY MY KOTO/ FRANZ TORNADOっぽいフレーズで始まるイントロはGOサンプリングが満遍なく敷かれているのですが、わざと拍に合わせない配置の仕方で微妙にイライラ。それでも賑やかなのは確かで、この部分だけ聞くとこれからアグレッシヴなリフが始まるのではなんて思ってしまうような内容。

ただし今回はそんなイントロからするとえらく対照的な哀愁リフ。EBF期から続く短めのシンセを用いた繊細な感じ窺える作りで、やはりそのシンセのためかパッと聞いた時のインパクトはかなり低め。それでもメロディ自体はしっかりしているので、聞き込めば聞き込むほどに惹かれていく仕上がり。

ヴォーカルパートは基本的には前作同様パートごとに調を切り換えて行く構成。
型通りの歌い出しにやや苦笑いしてしまうAメロは微哀愁、一転Bメロでは明るく振舞い、直後のサビでは再び哀愁に切り返すといった転調仕様、ただBメロの明るさがサビの哀愁に活きて来ない点は少々残念。

そうは言ってもサビでの哀愁具合は相当なもので、このあざといまでに涙腺を狙い撃ちしてくるベタベタ路線は好きな人には堪らない内容。このちょっとクドめの女性vo.もこの手の曲調に上手くマッチ、WELCOME IN JAPANとは違いリフ~サビのバランスも良い感じ。

曲後半にはピアノパートが登場。それも普通の間奏やインスト→ピアノだけでなく、リフのメロディをそのままピアノで起こした珍しいパートも有り。



6.SCATMAN/ BABBY ONE A
(C.ACCATINO-F.RIMONTI-R.FESTARI)
このタイトルと言ったら“ピーパッパッパラッポ…”でお馴染みのSCATMAN JOHNが出てくるのですが、本作はカバーではなくエナアタオリジナル。
歌うはこの時期SUPER KNIFEやJINGLE JUNGLE BOYで猛威を振るったBABBY ONE、ただし収録状況を見てみるとSEBvol.191に収録されたMANGA SUPER ROBOTの次の作品だったりと良く分からない状況(苦笑)

曲の方はギターをベースに、SEARCHING FOR THE HERO IN THE NIGHT辺りにも通じそうな妙なサンプリング、加工したvo.を適当に散りばめたモノとなっており、曲の早い段階で本作の妙な曲調、雰囲気を垣間見ることの出来るイントロ。

妙な感じなのはイントロだけでなく以降パート、終始一貫しており、本作のリフは同レーヴェルPUSH SKA BABUSKA/ MAD COWとCAMEL MAN/ BUGABOOを足して割ったような正統派とは程遠い、変態変化球メロディ(笑)
シンセ自体はVICTIM OF DESIREなどと同じく割と乾いた音色なのですが、そのVICTIM~がそうであったようにその音に不満を感じさせる暇を全く与えない、怒涛の仕上がり。メロディの分だけいつも以上に新鮮に聞こえてくるはず。

変化球なリフに呼応するかのようにヴォーカルパートの曲調もかなり捻ったモノとなっている一方、お馴染み鼻にかかったダミ声vo.が縦横無尽に暴れる構図はこれまでと一緒。
なかなか音程の上がらないAメロのまくしたてから、一段テンションを上げてのBメロと順当な曲運び。このBPMも手伝ってか、サビまで突っ込んで行くような勢いのある展開。

でサビなんですが、聞いた瞬間思わず笑ってしまうと言うか(笑)
タイトルコール後には後発のSTOP&GO/ JEFF DRILLERを彷彿とさせる(と言うかそのまんま)フレーズ、更にはHYPER BAZOOKA REVOLUTIONよろしくな“ナーナーナーナー”まで登場し、このレーヴェルのファンならニヤニヤしっぱなしのサビ。
もちろんこうしたフレーズ抜きにしても相当賑やかなのは確かで、いつもとは違うこの怪しい雰囲気も加味され、リフ同様、前後の作品とはまた違って聞こえてくるはず。

今気が付きましたがリフの入り方はBAZOOKA GIRLのあの曲と似てますね(笑)



7.GOODBYE MY LOVE/ BABY GOLD C
(C.ACCATINO-F.RIMONTI-R.FESTARI-A.GIBRAUDO)
エナアタで息の長いアーティストと言えばこの人でしょうか、もっとも中の人は結構変わっているので人と言うよりは名義と言った方が良いのかもしれませんが。
時期によってそのvo.や曲調、スタイルも変わるこの名義ですが、今回は素直に哀愁路線での勝負。

いきなりvo.登場のイントロは抑えめながらもポップな曲調、そんなパートに合わせるかのようにリフは程よく明るい路線。
MACH後期のエナアタ楽曲といったら分かりやすいかもしれませんが、I WANNA BE MATERIAL GIRLやLET THE MUSIC PLAY FOREVERなどと同じような音使い、ちょっと表現を拝借すればゴリゴリっとした音色。
その音のおかげかリフはかなり勢いのあるものに仕上がっており、アグレッシヴさも適度に兼ね備えた作りに。ただし若干 音が粗いのでメロディが伝わりにくいのが難点。

リフ後の展開は上のCAPTAIN OF MY HEARTなどとは違いAメロで哀愁、続くBメロでも哀愁を見せておきつつ、サビに入ってようやくリフ同様の明るさを投入するという転調構成。

いずれのパートにおいてもvo.はソツなく歌いこなしており、取り立て悪いところも見当たらない…はずなのですが、ただアクセントになるような箇所が無いのも事実。
タイトル通り失恋に別れを告げるサビは爽やかさ、明るさの中に適度に哀愁を残した作りで気に入っているのですが、一方であんまりにもサラッとしすぎて頭に残らなかったり。

変にクセも無いので、アクの強いいつものエナアタ楽曲はちょっと…という方には逆にオススメできるかも。



8.I CAN GET NO SATISFACTION/ RICK CASTLE A
(C.ACCATINO-F.RIMONTI-R.FESTARI-A.GIBRAUDO)
意外にも初登場のMY LITTLE GIRL以来、HRG400~700の中コンスタントに曲をリリースしているこの人。最近はちょっと毛色の異なる路線を歌ったりしていますが、やっぱり基本は哀愁、そして今回も十八番の哀愁路線。

こちらも冒頭加工したvo.が登場するイントロで、そのうねったエフェクト含め何だか摩訶不思議な内容、この時点ではいつもの哀愁さは皆無。
がリフには入れば哀愁エンジン全開!(何それ)使われている音自体、前後の作品とそこまでかけ離れているわけではないのですが、歯切れの良いフレーズで展開されるためか明らかに周りの作品とはその印象も異なります。

とにかく聞いていて気持ちの良いこのリフはメロディ面も優秀、何故か90年代の曲を聞いているような懐かしい気持ちにさせてくれる仕上がり。

多少煮え切らなさの残るヴォーカルによるAメロ以降ですが、その煮え切らなさがかえって良い方に作用しており、今じゃほとんど見かけない物寂しい男性哀愁を見事に披露。
もちろんその路線ではTIME・EGのあの人がいますが、やっぱり歌い手が違う分、同じ哀愁という括りでも曲としての印象は違ってきますね。

普段と比べるとだいぶ控えめな女性コーラスをバックに従えつつ、決して大きく主張せず、かと言って物足りなさを感じさせることなくAメロから丁寧に進行。そのコーラス、他にもバックがしっかりしているので、この路線なのに厚みのある力強い内容。

長めのタイトルコールが足を引っ張りやしないかと心配したサビも難なく歌いこなし、リフ-サビ、最初から最後まで徹底した哀愁志向。
これまで数多くこの名義の作品を聞いてきましたが、その中においても1,2を争うほどのクオリティ。これは良作。



9.TOO MARVELLOUS TO FALL IN LOVE/ MICHELLE ROSE B
(C.ACCATINO-F.RIMONTI-R.FESTARI-A.GIBRAUDO)
“YOUNG”ではなくて“MARVELLOUS”。もちろん「まだ死にたくない」のあの会社とは全く関係なく(当たり前)、驚くべき・素晴らしいと言った意味での使用。
普段見かけないフレーズで、何だか勇壮な曲調を思い浮かべてしまいますが、実際聞いてみると案外そうではなく。

序盤は明るいフレーズに始まり、しかし進むにつれ哀愁度が高まりピアノ伴奏が入る頃には完全に哀愁調。そんな物悲しさ残るイントロを踏んで始まるリフは同コンピのWHAT’S GOIN’ ON/ LOUISE同様、VALENTINO MACHO LATINOの流れを色濃く引き継いだ作り。
ただどちらかと言うとこちらの方がVALENTINO~に近いでしょうか、微かな哀愁に例の異国情緒感が加えられた何とも不思議なメロディ。

WHAT’S~が一度明るさを見せてからの展開だったのに対し、こちらはあくまでも徹底した哀愁路線。Aメロから泣きのフレーズを取り入れつつ、Bメロで多少息を整えつつ、サビに入れば一層の泣きフレーズのオンパレード。

Vo.も変にクドくなることもなく適度に主張しつつ進行。Bメロの伸びやかな歌いまわしは耳に馴染みやすく、またサビでの長めのタイトルコールも難なく歌いこなし、全編スキの無いヴォーカルワーク。

好きな人には堪らない…と言えば聞こえは良いですが、ただ逆を言えばいつも通り。リフはともかく、それ以降のパートの展開は容易に予想出来てしまい新鮮さに欠けるのがちょっと気になるところ。

泣きの哀愁好きの方、また2コーラス目サビ後にはピアノインストもあるのでピアノ好きの方も買って損はしない一曲。



10.DON'T SAY NO/ MOTE MOTE C
(C.ACCATINO-F.RIMONTI-R.FESTARI)
これまで唯一未収録状態だった本作がついに解禁。デビュー作WOW TOKYOから全部で9曲とリリース数はそれほど多くないながらも、インパクトのある作品ぞろいだったMOTE MOTE君の7作品目。

割とシンプルなタイトルの本作、イントロから複数のGO!の掛け声に爆発音、歓声音とかなりのハイテンション。エフェクトを掛けたBメロを経て始まるリフは直前まで同様、高速BPMで走り回る、いかにもエナアタらしい勢いのある仕上がり。

この攻めに攻めた展開は大歓迎なのですが、ただ個人的にこのシンセは微妙と言ったところ。SUPER TROOPER WARRIOR BOY/ JEFF DRILLERなどと同じ乾いた音色なので頭に残りにくいリフに。攻めるにしても自身のVICTIM OF DESIREぐらいやってくれればその印象も変わったのかもしれませんが。

Aメロ以降に関してはほぼ死角なし。こちらも鼻にかかったクセ声が炸裂、Aメロの弾むような歌い出しから、コーラス・爆発音を伴ったBメロで勢いをつけ、サビには入れば更に賑やか。
KOREA JAPAN同様、バックに歓声音を従えたサビは短めのコール、そしてそれを追う韻踏みフレーズと思わず一緒に口ずさみたくなるような仕上がり。
あまりにも単純な作りですが、こういう曲調ではこれぐらい分かりやすい方が良いのかもしれません(笑)

間奏パートの忍び寄ってくるようなエフェクトの使い方はこのレーヴェルではかなり珍しい気が。



11.TAKE A CHANCE ON LOVE/ JEE BEE C
(C.ACCATINO-F.RIMONTI-R.FESTARI-A.GIBRAUDO)
HRG441  TAKE A CHANCE ON ME/ DOLLY POPと対をなすタイトルの本作、向こうがLOVE IS FOREVERばりのポップなリフが売りだったのに対し、こちらはまたそれとは違った方向での勝負。

イントロはちょっとぼかしたシンセが遠くからやってくるといった内容で、早い段階で今回の方向性が哀愁とわかる作り。直後のリフを聞くとやっぱり哀愁、ただ普通の作品と比べるとクリアな音色を幾重にも重ねた構成なのでその印象もちょっと異なります。

一聴した限りでは「何だか頼りないリフ…」なんて思うものの、ベース部分がしっかりしているおかげか聞き込むほどに当初感じた物足りなさが消えていくリフ。
この音色も手伝って何とも幻想的な仕上がり、最初とは打って変わって今ではすっかりこのリフの虜に(笑)

そのリフに対してヴォーカルパートなんですが、これがまぁ実にいつも通りと言うか。
Aメロ:明るい→Bメロ:明るい→サビ:哀愁で落とすというのが本作のパターンなのですが、前半の明るさがサビに役立っているかと言うと はいとは言えず。
ヴォーカルは今回もしっかり歌いこなしているのですが、本作ならではという箇所は見つからず、インパクトも低め。
決して悪くはないのですが…思い切ってリフの不思議な感じそのままにヴォーカルパートも展開してくれたら良かったのになんて思ったりも。

2コーラス目サビ後にはイントロをアレンジしたシンセパート有り。
リフのメロディを別のシンセで起こしたという作りで、上の曲含めエナアタにしては珍しいアレンジのような気がします。


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