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EUROBEAT COOLvol.2レビュー

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順番メチャクチャでEUROBEAT COOLvol.2のレビュー。初登場の4曲のみ評価あり。
以下、本当に興味のある方のみお進み下さい。


1.UPSIDE DOWN/ STARKLY ICE
(C.ACCATINO-F.RIMONTI-R.FESTARI-A.GIRBAUDO)
似た路線のRICK CASTLEと比べると圧倒的にリリース数が少ないSTARKLY ICE名義、前者が19曲あるのに対し後者はわずか5曲のみ。
今回はこの名義通算3作品目、先日配信されたC'EST L'AMOURの一つ前にあたる作品になります。

収束音を切り口に次第に勢いを強めていくイントロに始まり、続くリフはその雰囲気を上手く引き継いだようなノリ。爽やかさを基調にしたメロディはVIBと言うよりは90番台後半のTIME作品に通じるものがあり、ともすればワンパターンに陥りがちなエナアタ楽曲の中ではちょっと毛色の異なる仕上がり。

Aメロ以降に関してはそのリフの雰囲気を守りつつ、柔らかさをもった歌声が程よいテンポで歌い進めていくといった格好、聞いていて気持ちの良い仕上がり。
ただBメロ後半からサビコールにかけてやや不満の残る作りとなっており、つい先日FLY TO THE STARで“煮え切らなさをあまり感じない”云々と書いた直後にこんなことを言うのもなんですが、煮え切らないですよね、この部分(^^;)

何度聞いても頭に?の浮かぶ方向性定まらない歌いまわし。過去の同名曲との差別化を図ろうとしたかは分かりませんが、もう少し万人受けしそうな方向で歌って欲しかったところです。サビ、Aメロと良かっただけにちょっと勿体無い。



2.JINGLE JUNGLE BOY/ BABBY ONE
(C.ACCATINO-F.RIMONTI-R.FESTARI)
以前のアナログレビューから再掲・抜粋。

カタログNO.HRG485。MACH終了からSEB参入後の第二弾。
BABBY ONE名義というとデビュー作のU.S.A.からBABY COME ONE、BLUE FLAMINGO等々お馬鹿系と言うよりはカッコイイ系統の作品が多いイメージがあるのですが、今回はそんなカッコイイ系な要素を残しつつもこのレーヴェル十八番のお馬鹿加減を適度に織り交ぜた仕上がり。

DANCING IN THE JUNGLE以来、久々にタイトルに“JUNGLE”を持ってきた辺りどこかかつてのBOOM BOOM DOLLARを意識しているような気もしますが、イントロはそのタイトル通りJUNGLEを模した作り。

適当さ溢れるイントロを経て始まるリフはMACH後期の線の細いシンセ音とは程遠い、荒々しいゴリゴリシンセ(どんな表現だよ)で激しくそれでいてアグレッシヴ。
そんなリフに対抗するが如くアクの強いvo.が歌いこなす各パートも聴き応え満載で、ちょっとマイナーな歌い出しからこれまた適当なBメロの歌詞(笑)、JINGLE・JUNGLEと韻を踏んだ分かりやすいサビフレーズと全体的にテンポも良く聞きやすさにおいても及第点以上。
ちょっと力押し的な雰囲気、展開がMACH後期の作品とは違いどこか懐かしい気もします。

CDは持っていないので未収録等は分からないのですが、一般的なエナアタのEXTENDを思い浮かべてくれれば大体想像がつくかと(笑)
一応参考までに書いておくと
(2コーラス目サビ+α)→リフ→変型Aメロ→Bメロ半インスト→バック弱めの変型サビ→間奏パート→変型サビ(半インスト)/ 後半:通常サビ→リフ
といった流れ。
EXTENDの面白みの無さではA-BEATとタメを張れるレヴェルです(笑)



3.LIKE A SONG IN MY HEART/ MARTINA DRY C
(C.ACCATINO-F.RIMONTI-R.FESTARI-A.GIRBAUDO)
曲数の割にCD収録が圧倒的に少ないMARTINA DRY名義(12-4)、私なんかこの人と言えばWILD TEMPATIONとLIES ON THE FAXと…あとは何だっけ?と失礼この上ない認識だったりするのですが(^^;)、本作はこの名義通算8作品目。

冒頭はSEBと言うよりはDancemania辺りで聞いたような気がするサンプリングに始まり、ちょっとイロモノ系のノリを醸しだしていますがすぐさま方向転換、vo.が登場する辺りから哀愁方向へとシフト。

直後に始まるリフは当然のように哀愁路線、ややぼかしを入れたシンセで構成され音色の割に存在感のある仕上がり。ただメロディはよくあるパターンといった感じなので、聞きやすくはあるけど頭には残りにくいといった代物に。

リフ以降も一途に哀愁路線、ただしこちらも何か特徴があるかと言うとそういう訳でも無く、全編インパクトは弱め。悪くはないのですが、一癖どころか二癖も三癖もあるエナアタ楽曲の中では埋もれちゃいそうな予感。
個人的にはもう少し捻った展開、もしくはもう少しど哀愁要素を盛り込んでの曲運びをして欲しかったところです。



4.I'LL BE LIVE/ BABY GOLD
(C.ACCATINO-F.RIMONTI-R.FESTARI-A.GIRBAUDO)
80’s路線を模した作品ならともかく、ただ遅くしましたという作品は苦手、とりわけこのレーヴェルはこういうBPMは似合わないような気がするのですが…収録はSEBvol.145、@社側からの依頼があったかどうかは定かではありませんが、某レーヴェル同様の低速路線。

ハイハットにエフェクトを掛けたカウントボイス、ピッチ上げvo.を被せちょっと厳かな雰囲気さえ窺えるイントロ、しかし直後のリフは対照的に高揚感溢れるメロディ。前後の落差が大きいだけあってリフが余計に映える構成、シンプルな音使いで上の作品同様の聞きやすさ。

リフ終わりにちょっと哀愁をかすめつつ、そこからAメロと進んでいくわけですが、このAメロの雰囲気が個人的にかなり厳しい(苦笑)低速な上に朗らか平和な曲調…レビュー時には文句を言いつつも、案外その後慣れてすんなり聞けちゃうなんてことも結構あるのですが、この曲のAメロはちょっとハードル高いですね。。。

そのAメロがあるからこそその後のパートがより際立つのかも知れませんが。Bメロ~サビの、流れるようにして哀愁を感じさせてくれる展開は特筆もの。
この手の低速楽曲の中でも五本の指に入るほどの哀愁志向、この部分は文句なしにお気に入りです。



5.KING OF KONGO/ REMY PANTHER D
(C.ACCATINO-F.RIMONTI-R.FESTARI)
タイトルからしてある程度想像つくと思いますが、こちらはSCPのFASTWAYのあの曲がモチーフ。以前のLOVING YOU LOVING MEの時にも触れましたが、この時期のエナアタのパクリ参考対象はSCPだったのでしょう(笑)

らしくないイントロを経てから始まるリフはこれまたらしくない、THE SOUND OF UNDERGROUND以上にノイジーな音色に彩られた仕上がり。
よりKINGO KING'O BEATらしさに磨きが掛かっており、それが好きな方なら相応に楽しめるかと。
ただ私自身、FASTWAYのそれはイマイチと思っているので、今回も今ひとつピンと来ず。
中盤、締めの部分はおそらくCOSMIC FIGHTER辺りからの拝借、新鮮さが皆無なのも残念。

新鮮さ皆無と言えばヴォーカルパートもで、ちょっと狂ったようなクセ声vo.の歌い回しはインパクトはあるもののBPMのせいかややダラダラとした印象。
またDOLLAR MACHINEからあまり変わり映えしないサビも目新しさに欠けます。2コーラス目のサビ終わり、投げっぱなしのベーベー連呼は好きなんですが。

他の曲からパクってくるのもまたこのジャンルならでは、醍醐味であるとさえ思っているのですが、ただそれをやるならそれ以外のところできちんと勝負出来るような、この曲ならではといった箇所も盛り込んでくれないと、と思うわけで。
そういった意味において、今回のKING OF KONGOにはそれがちょっと欠けていたような気がしました。



6.THERE'S SOMETHING IN THE AIR/ DOLLY POP C
(C.ACCATINO-F.RIMONTI-R.FESTARI-A.GIRBAUDO)
最近はめっきり出番の減ってしまったDOLLY POP名義。この人といえばわざわざ書くまでも無いかも知れませんが、TAKE MY GUMやTOGETHER FOREVER、NIGHT AND DAYなど名曲揃い、女性名義の中でもかなり好きな名義だったりするのですが。

でそんな彼女の13作目の本作、イントロの段階で早くも分かりますが、この人も低速路線でややゲンナリ。ただイントロ明けに展開されるリフは遅めながらも複数の音色に彩られ、メロディも哀愁+適度な高揚感で聞きごたえ十分。
進むごとに下方向には行かずキーを上げて突き進んで行くところがお気に入り。

一方、リフ以降に目をやるとAメロの120%平和路線で再びゲンナリ。ちょっと素人くさいvo.に首を傾げつつ、今回はこのまま行くのかしらと不安に思うもBメロからは急速に哀愁路線へとシフト。
適度に聞き手の裏をかきつつ始まるサビはどこから聞いても哀愁!といった様相で、リフ同様、このテンポでも十分感動を覚える仕上がり。ヴォーカルも臆すること無くしっかりと歌い上げているのでパート全体の厚み、賑やかさもかなりのもの。バックのセルフコーラスや伸びのあるシンセもそうした賑やかさに貢献しているかと。

このテンポに特に抵抗がなければ難なく楽しめる一曲かと。



7.RAMBO DEMOLITION/ TAM ARROW
(C.ACCATINO-F.RIMONTI-R.FESTARI)
この頃は新譜もまだ買ったり買わなかったりといった感じだったのですが、気まぐれで購入したSEBvol.155でDON’T SAY GOODBYEとともに聞いた瞬間「おおっ」と唸ったのがこの曲。

3BのRAMBO/ MISTER MAXやCONGO(RAMBO REVENGE MIX)を意識したかどうかは分かりませんが、とにかく“RAMBO”言いまくりな本作。とりあえず初っ端イントロの歌い出しで吹きます(笑)

そんな爆笑イントロに続いて始まるリフはやや乾いた音色になったものの、MACHのノリを色濃く残した作りとなっており、絶え間なく繰り出されるシンセによってどこまでもアグレッシヴ。もちろんおバカ路線好きにも対応、「これぞエナアタ!」といった感じの代物。

ヴォーカルパートもぶっ飛んでおり、中でもBメロがこの曲のポイント。イントロ同様の“ランボー”を三つ並べただけの適当歌詞はJINGLE JUNGLE BOYやTWINSTAR/ MARK FARINA辺りに通じるものがあります。
ややもすると手抜きと思われてしまうような歌詞も楽曲の勢い、おバカ具合に大きく貢献、直後に控えるサビの良い景気付けになっているかと。

サビは意外にも?おバカ控えめですが、次々とまくし立てるヴォーカルのおかげで息つく間もなく、リフ以上に目まぐるしい展開。SEやサイレン、控えめながらコーラスも楽曲を盛り上げ、ほぼ同時期にSEBに収録されたFIRE TO THE EUROBEATにも一歩も引けをとらない賑やかさ。

このレーヴェルも色々なパターンの作品がありますが、ただやはり個人的に一番しっくり来るのはこの手のおバカ&アグレッシヴ路線ですね。こういうの大好きです(笑)
SUPER KAISER/ GARCON辺りとセットでどうぞ♪



8.COME ON BABY LIGHT MY FIRE/ ELY KOTERO
(C.ACCATINO-F.RIMONTI-R.FESTARI-A.GIRBAUDO)
過去のヒット曲をくっつけたような、オイシイとこ取りのタイトル。CD未収録ながらも以前のBAZOOKA GIRL&FRIENDSで配信済み…のはずなのにほとんど記憶に残っていないのはやっぱり聞き手(私)の容量的な部分がヤバイからなのかも(^^;)

SEXY MEXICOに更にスパニッシュな雰囲気を織り交ぜたイントロ。収録されなかっただけでこの時期はこういう異国情緒路線の作品が多かったんですね。
開始20秒ほどでゆっくり呼吸を整えてから始まるリフはMAMMA MARIA辺りにも通じそうな、哀愁寄りのメロディ。少なめの音数がリフ全体の悲しさを演出してくれている一方、肝心のメロディの哀愁度がそこそこなので多少物足りなさを覚えるかも。

リフ以降の展開はAメロから明るく進行。同じように明るいBメロはVICTIM OF DESIREなどと同じようにマルヲ節での入りなのですが、ただBPMが低いせいかそこまで映えて聞こえないのが残念。
サビに入ると打って変わって哀愁、ちょっと古臭ささえ感じる内容ですが、その古臭さが今聞くと逆に新鮮。タイトルからは想像つかないような重苦しさを漂わせてのサビは哀愁楽曲としては及第点以上、それを高めのvo.が歌うというギャップも○。



9.RIDE IN THE NIGHT/ RICK CASTLE
(C.ACCATINO-F.RIMONTI-R.FESTARI-A.GIRBAUDO)
SEBvol.148は持ってます!…と言った割にこの曲を初めて聞いた気がするのは何故なんだろうと自問自答すること30秒。導き出された答えはROCK AND ROLL BABE/ ROBERT PATTONばかり聞いていて他の曲は忘れてしまったというモノだった…上の曲でも書きましたが、ホント記憶力がヤバイです。昨日の晩ご飯も思い出せません。

イントロは軽妙なピアノ伴奏にEUROBEAT COOLvol.4収録のISLA CHIQUITAなどと同じようなパーカッションを鳴り響かせ、とても男性楽曲のそれとは思えないような作り。
後半に登場するシンセフレーズで切なさを振りまきつつ、ついに始まるリフは控えめながらも聞き手に十分すぎるほどの哀愁を感じさせる仕上がり。シンプルな音使いがリフの、メロディの物悲しさを一層高めます。

全編ピアノをあしらったヴォーカルパートはピアノ好きにしてみればまさに天国(笑)他と比べてクセの無い男性vo.に駆け上がるようなピアノの旋律、ソツの無い曲展開とほぼ完璧な内容。
いずれのパートもそうですけど、明るさと哀愁の按配が秀逸。特にサビでの伸ばし気味の歌い出し部分では明るく→締めの部分で微かに哀愁を織り交ぜるという流れ、何度聞いても思わず聞き惚れちゃいます。
3コーラス目Aメロや間奏、4コーラス目サビなどピアノ好きに完全対応。全く以て申し分ない(笑)

Bメロの伸ばした感じはどこか他の作品で聞いたような気がしますが…思い出せず。



10.I CAN BE YOUR ANGEL/ LOUISE C
(C.ACCATINO-F.RIMONTI-R.FESTARI-A.GIRBAUDO)
“ANGEL”と付く曲と言えばTIMEのANGELやBORN TO BE YOUR ANGEL、他にもI JUST WANNA BE YOUR ANGELやFEEL ME LIKE AN ANGELなど数えたらキリがないぐらい、そのほとんどがかなりのクオリティ。
そういったフレーズを用いる以上、やはりそれ相応の質を期待してしまうわけで。

オープニングは本編のフレーズを適当に刻んでランダムに配置したような作りで、ここだけ聞くと限りなくコミカル路線。が後に続くリフはそんなコミカル要素ゼロ、後発のLANCELOT PLAY MY KOTOに近い独特なシンセで構成。FRANZ TORNADOがそうであったようにリフそのものはかなりの質量、ただメロディにキャッチーさが欠けるためお世辞にも取っ付きやすいリフとは言えず。

ヴォーカルパートはやや方向性が見えないのが難点。明るく行くのか、哀愁で行くのか、アグレッシヴ寄りで行くのか…サビはもう少しいずれかのカラーをもっと打ち出して展開しても良かったんじゃないかと。
リフ同様、バックは厚みがあるので物足りなさを感じない点は◎。滑らかなシンセとギターに裏打ちされたBメロが特に聞き応えあります。



11.SMOKE ON THE FIRE/ P.STONE
(C.ACCATINO-F.RIMONTI-R.FESTARI-A.GIRBAUDO)
どうも今回のレビューはCDの話ばかりしてしまい恐縮なのですが、わずかばかりの小遣いで購入したJGTC2004に収録されていた本作。このシリーズはMACHの穴埋めも兼ねてか2003年から二つほどエナアタ枠を設けるようになり、当時はそのわずかばかりの収録時間を恨みつつも何度も繰り返し聞き込んだものです。

WATERならぬFIREの本作、当然DEEP PURPLE的なギターは登場せず、エコーを掛けたようなフレーズにサイレン、語りを適当に混ぜたイントロ。
直後に始まるリフは同じようにJGTCに収録されたアグレッシヴ路線とは若干異なる印象、少しばかりそのアグレッシヴらしさは残しつつもどちらかと言うとFLY TO THE STAR辺りに近い、ちょっと掴みどころの無いメロディライン。

他と違うと言う点ではBPMもで、いつもよりは多少低めのBPM。ただし遅いと感じることはほとんど無く、存在感だけは相変わらずの男性vo.とそれを支える女性コーラスが程よく賑やかに楽曲を盛り立てます。
この早さながらテンポの良い展開で、中でもBメロラスト弾むような“wake me up to night”からリフ同様、適度にやるせなさが見え隠れするサビへの流れがお気に入り。
サビコール直後の突っかかるようなマルヲ節もイイ味出してます(笑)

曲調、テンポでこの曲らしさを演出、他の作品たちときちんと差別化が図れているかと。良いです、この曲。


SMOKE ON THE FIREのレビューを書いている時に思い出しましたけど、このJGTC2004を購入した時ってまだ高校生だったんですよね(道理でお金が無いはずだ)

で今が2010年だからあれからもう6年も経ったのか…急に老け込んだような気がしてきたわい(笑)
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