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INTERNET KILLS THE EUROBEAT STARSレビュー②

うーむ、開幕から大活躍の松本が筋膜炎で戦線離脱。一番の坂本も.336とかなりの打率を残していますけど、松本がいない状況で今までの一番出塁、2番送って3・4番が返すという流れを維持できるのかとちょっと心配。

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という訳で昨日の続き。
今日はtr.7~11の評価ありレビュー、以下本当に興味のある方のみお進み下さい。


7.ARE YOU READY/ BUGABOO A
(C.ACCATINO-F.RIMONTI-R.FESTARI)
デビュー曲のビスコーに始まり、その後もBURN BURN GET MY FIREやBUGABUGA CHEW CHEWなどリリース数は少ないながらも独特の存在感を示してきたBUGABOO名義ですが、今回は“ARE YOU READY”と意外にもシンプルなタイトル。
昔々にはTOBY ASHのナンバーが、またそれからだいぶ経って後ろに!マークの付いた作品もリリースされましたが、今作はその辺りを意識してと言うわけではなく、きちんとオリジナリティある内容での勝負。

イントロは昔からのファンには懐かしいDANCING AT TWIN STAR/ TRI-STARに使われたサンプリングからのスタートで、直後には確かに~同様サイレンが響きわたり、今回も初っ端からかなり騒がしい展開。
続くリフは案の定その流れを受け継いだハイテンションな仕上がりとなっており、構成するシンセはHI-SPEED MANIA/ CY-ROタイプのこするような音色ながらも以前のそれと比べるとフレーズは忙しく動き回り、またこちらも結構ベース強めなので軽さとは無縁のリフに。
メロディはGET THE REASON WHY/ RICK CASTLEのそれを余計に明るくしたようなモノなので、この辺りで少し好みが分かれそうですが、この次々と乱れ飛んでくるシンセ群を聞いているとそれも次第に気にならなくなるかと(笑)

ヴォーカルパートに入ってもこのノリのままサビまで一直線、猪突猛進、落ち着くなんてことを知らない内容。強めのベースに負けること無くAメロからクセ声が元気よく跳ね回り、“Don’t stop”と言いながら全く止まる気配のないBメロと勢い良く続き、気が付いた時にはもう既にサビパート。

サビはサビでフライング気味、半歩前に出てのタイトルコールを皮切りに次から次へと声やSEが飛び出し、さながらびっくり箱のような賑やかさ。こちらに考える時間を与えないこの強引さもキャッチーなコール部分で緩和、陽気な曲調も相まってとにかく頭カラッポにして楽しめる仕上がり。中盤のDIMA節もイイ味出してます。

かなり長めの車SE、怪しすぎるエフェクト声などEXTENDED部分の展開もお気に入り(笑)



8.HOT CORE DANCE FLOOR/ JEFF DRILLER C
(C.ACCATINO-F.RIMONTI-R.FESTARI)
実はFRANZ TORNADOやGARCON以上に登場回数の多いJEFF DRILLER名義、牛からバズーカ、ロシアにピストル、最近ではクルマ系に果ては忍者までと割と見境なく歌うこの人ですが、今回は基本に立ち返って?ダンスフロアがテーマ。

ダンスフロアと言いつつ冒頭はLOVE ON INTERNET/ BLACK EVAのようなピコピコしたフレーズが駆け巡り、またその後に登場するシンセ部分は朗らかな雰囲気を演出し、まるで女性楽曲のイントロを聞いているような気分に。

それでも続くリフを聞くとやっぱり男性用の作品なんだと思い返すのですが、ただそう思いつつもちょっと気になるのが押しの弱さ。やや擦り切れたシンセと音的には他の楽曲とさして変わらないのですが、少し地味な感じのするメロディラインに抑えたBPM(それでも156あるのですが)のせいで全体的に冗長気味。攻めるにしては物足りなく、聞かせるにしてはちょっと主張しすぎと帯短襷長状態(造語)。

ヴォーカルパートは良くも悪くも普通といった内容で、クセ声・コーラス・ベースギターと役者は揃っていますが取り立て何か面白いギミックがあるでも無く、サビにかけてあくまでも“普通”に進行。
唯一サビの長めのタイトルコールで分かりにくくなってしまったところを直後の“1,2,3,4!”でカバーするところは気に入っているのですが…リフをはじめ各パート、あともう二頑張りほどして欲しかったかも。



9.TOKYOBEAT/ MARA NELL B
(C.ACCATINO-F.RIMONTI-R.FESTARI)
去年の配信コンピPLANET TOKYO収録曲を見た時も思いましたが、あの人達は東京に対してどんなイメージを持っているのか気になると言うか(笑)WOW TOKYOやCOME ON IN TOKYOなどと同じく“TOKYO”を冠した本作はこの名義通算22作品目、TOM TOM GO!に続く作品。

オープニングはまるでEDITかREMIXか、いきなりアップテンポのベースに始まり、淡白さはあるもののなかなか目(耳)を惹く作り。風変わりなイントロの後に始まるリフはここ最近の作品の中では珍しい音色での構成で、FAST CARS IN MY DREAM/ JEFF DRILLER同様の細かく刻んだシンセを使用。
FAST~と比べると音が濁っているのが少々残念ですが、6曲目や7曲目などとは違い万人受けの良さそうな作りで、この堅実さの光るアグレッシヴ志向のメロディとの相性も抜群。
やや控えめながらシンセ部分を補佐するギターがお気に入り。

ヴォーカルパートはややバックトラックから浮いているAメロが引っかかるもののBメロに入ると持ち直し、ノビのある女性vo.・躍動感のあるバック・激しめのギターとが渾然となって楽曲を盛り立て勢いそのままにサビへと雪崩れ込む展開。

サビは他の東京モノと同じように言い切り型で分かりやすい“TOKYOBEAT”、そして直後に配置された“to the beat”韻踏みフレーズで直前パート以上のテンポの良さを演出。
また聞く前はこのタイトルコールを始め下降気味に歌うのかと予想していたのですが、実際聞いてみると下に向かうどころか、どんどん上へ上へと向かうスタンスで息切れすること無く結構な攻め具合。

音の濁りが気になったり優等生なんて言葉もチラつくものの、それでもキャッチーさとアグレッシヴさを両立したサビがあるので全体的には満足のいく仕上がり。
個人的にサビ前半、後半にときたま顔を覗かせるルーズなギターフレーズがツボでした(笑)



10.LIKE A FEVER/ JOE BANANA D
(C.ACCATINO-F.RIMONTI-R.FESTARI)
ラスト2曲はバナナ王子のナンバー。最近は特に非おバカ路線、真面目&カッコイイ系路線での勝負が多いこの名義ですが、WILD BOY BAD LOVE(SEBvol.195)の一つ前にあたる本作はどうもそうでは無いようで。

こちらもマハラジャばりのフォー!サンプリング、更には“Can’t miss it!”なんてサンプリングも登場しちょっぴりハイパーテクノ楽曲っぽさもするイントロ。
もっともリフがテクノ路線かと言うとそんなことは微塵もなく、柔らかめのシンセに彩られ、前後のハデハデアグレッシヴorおバカ路線楽曲とは一線を画す仕上がり。

柔らかい音色なら聞きやすくて良いじゃないのなんて思われそうですが、ただメロディは以前のBAZOOCOWとLANCELOT PLAY MY KOTOの合いの子のような作りで、このシンセになった分どうしても劣化焼き増しなんて印象が拭えないというのが正直なところ。

Aメロ以降に関しては初っ端“アイアイ…”でインパクトはあるのですが、Aメロ→Bメロ時に4拍前倒し、またBメロ→サビ時にも4拍前倒しとかなりイレギュラーな構成で全体的になし崩し状態。以前のLOVING YOU LOVING ME/ DOLLY POP以上にパートの切り替えが早いので、いつの間にかBメロ、いつの間にかサビと何だか聞いていて終始?が浮かびっぱなしに。

過去作品との差別化のためにこういったギミックを盛り込んだのかも知れませんが、ちょっと個人的には馴染めそうにありません(^^;)
リフのシンセの感じはEBF末期のI LOSE MY SHOESに似てるかも。



11.MY SPY GUY/ JOE BANANA C
(C.ACCATINO-F.RIMONTI-R.FESTARI)
こちらのバナナ王子は結構最近の作品で型番はHRG801、あの長すぎて覚える気が全くしないDOGZILLA SUPERMEGAFRAGILISTICFANTAHEROとDEMOLITION MANの間の作品。

どうも最近はサンプリングを多用するのが流行りなんでしょうか、こちらもすぐ上の作品と同じように存在感のあるサンプリングを配置し、やっぱりハイパーテクノ調っぽさを持ち合わせたイントロ。
控えめさと派手さが混在するパートからシンセを適当に散らしたパートを経て、最後にSEを踏んでからリフという流れなのですが、今回のリフ。SUPER EUROBEAT/ FRANZ TORNADOタイプと言えば分かりやすいでしょうか、あのかすれたシンセで今回も構成。

SEBもレビュー時はピンと来なかったものの、暫く聞いているうちにその粗さに惹かれ年末には評価も一転したのですが、本作は…うーんとちょっと考え込んでしまう(^^;)
そのシンセに推移する音域、粗さがアグレッシブらしさに貢献しているのも一緒とSEBの親戚のような内容ではあるのですが、音の目立つところとそうでないところの落差が大きく、何だかあちこちに穴ぼこがあいているような内容。
攻めてはいるのですが、この控えめな箇所のせいで攻め切るには到底至らず、聞き終えた後も何だか胸にモヤモヤとしたものが。

Aメロ以降に関しては概ね及第点以上といった出来で、多少ゆったりしつつもクセ声は威勢よく、メインvo.の影を脅かす女性コーラスにギターというお馴染みの組み合わせ、更にはリフとは異なる高音域の別シンセがバックに加わり相当な厚み、奥行き。

タイトルに“SPY”とあるから割とおとなしいだとかシリアスといった曲調が来るかも?と思ったのですが、いざ聞いてみるとそんなことは全くなくいつものエナアタ(笑)
ダニエル・クレイグやボンドガールなんてどこ吹く風、スパイ要素ゼロでサビまで明るく盛り上げてくれます。これでリフがもう一息頑張ってくれていたら。


<唐突にBPM一覧>
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大半がBPM160越え、SEBvol.202(平均152.08)と比べかなりテンポの速い作品が揃っているのが特徴。
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