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SUPER EUROBEATvol.207レビューその①

まずは配信情報から。

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SUPER EUROBEATvol.207@mora/ iTune

いつものインストに加え、前々回のTAKE A LOOK IN MY HEARTと同じようにmora・iTune限定でTAKE MY BREATH AWAY<POPS VERSION>を配信。気になる方は上記リンクからどうぞ。

という訳で恒例のレビュー記事、今回はtr.1~4までの評価ありレビュー。
いつも通り以下、本当に興味のある方のみお進みください。


1.LIMOUSINE/ MANUEL A
(S.OLIVA-M.CARAMOLI)
GGM時代のMANUELの蔵出し作品なのですが、まぁ聞いた瞬間、「この作品を収録しなかったのは誰だぁ!!」と頭の中で海原雄山大暴れ(笑)お蔵入りにしておくにはあまりにも勿体無いクオリティ。

曲のはじめはいきなり彼の雄叫びに始まり、早くも前回のALL IS MAGICとは真逆の雰囲気。さまざまな歌詞を並べ、ギターで煽りつつGO!の掛け声から一層加速、少しのタメから歯切れの良いハイハットフレーズで弾みを付けた後、一気にリフを展開。

リフはイントロの雰囲気そのままにアグレッシヴ路線なのですが、メロディが妙に明るかったりするので、人によってはちょっと違和感を覚えるかも。ただこのレーヴェルの作品にしてはかなりしっかりとした音色、微妙なうねりも加わり疾走感も十分。違和感を覚えたことすら忘れさせてくれるほどの力強さも兼ね備えた仕上がり。

ヴォーカルパートは圧巻の一言。これまでのGGM時代の作品同様、人間離れした歌声が初っ端から響き渡り、イントロ・リフ以上に聞き手を惹きつけ、気分を高揚させてくれる内容。
NIGHTRAINと対になっている…かどうかは分かりませんが、あちらがダーク路線で魅せてくれたのに対し、こちらは明るい曲調寄りでの勝負。と言ってもここにかなりのアグレッシヴさが加わるため、朗らかさなどは皆無。

Aメロから相変わらず巧みなヴォーカルワークを見せつけ、早口な歌いまわしや掛け声コーラス、バック抜きなどを交えつつ、とにかく賑やかに進行。
Bメロに時点でかなりのテンションの高さですが、サビに入れば怒りのスーパーモードよろしく、もう一段階高いレベルへ突入。掴みのタイトルコールから流れるように歌い進め、裏声を交えた叫び。直前パート以上にコーラスの存在感は増し、楽曲の奥行き、立体感も相応にアップ。
終始聞き手を圧倒するようなこの歌い回し、やってることは従来作とそう変わらないはずなのですが、そこからマンネリを感じることはなく、むしろもっと聞きたい!と思わせてくれるほど。このダイナミックさ、アグレッシヴ好きには堪りません。

しかし歌詞も凄いですね、この曲…2コーラス目の“ordere a sushi”(寿司を握ってもらおう)のくだりがお気に入り(笑)



2.BIGGA BOOM/ CHRISTINE B
(S.CASTAGNA-C.CODENOTTI-E.SOMENZI)
なんだかとても久しぶりの登場な気がするCHRISTINEさんの新曲は、これまた久しぶりに“BOOM”をタイトルに用いた作品(SEBではMY HEART GOES BOOM BOOM以来?)
このタイトルを見れば自ずと期待も高まるのですが、果たしてその期待通りの出来映え。

イントロは最近のPOWER OF MY LOVE(vol.201)やHANKY PANKY(vol.202)などと同じ強めのベースに始まり、ところどころにヴォーカルを散りばめた内容。SCPらしくこの部分の尺は短めですが、本編が爽やかな曲調であることを存分にアピール。

直後に始まるリフは案の定 爽やか路線。構成するシンセが初期BLAST!作品のようにやや細いのが難点ですが、常に上へ上へ向かおうとするメロディライン、そしてこの強気なベースと相まって頼りなさはそこまで感じず。
ここ最近のクソ暑い夏とは違う、初夏を思わせる爽快さがクセになります。

Aメロ以降に関してですが、自身のYEAH!タイプといえば分かりやすいでしょうか。良くも悪くも優等生、何か特別なギミックがあるわけではなく、ベタに王道路線。
とは言えそのベタベタ加減がこの手の曲調に上手くマッチ、Aメロから屈託のない歌声が響き渡り、サビまで軽快に進行。

そのサビも、冒頭の“ビビビ”からキャッチーさ全開で展開。似た様なタイトルでエナアタのCHICA BOOM/ MISS Kがありますが、それに勝るとも劣らないキャッチーさ、華やかさ。中盤、後半で二手に分かれていくメイン&コーラスのヴォーカルワークもいいアクセントに。

このタイトルコール含めやっぱり王道ベタ路線。目新しさという点では幾分劣りますが、その分親しみやすさに富んだ仕上がり。YEAH!が好きだった人なら同様に楽しめるはず。



3.1.2.3.4. FIRE!/ DEJO AAA
(LEONARDI-FOGLIA)
こちらは過去のFASTWAYと全く同じタイトルの作品。同名タイトルにヒット曲があると、どうしてもそのイメージが払拭できずイマイチなんて評価になりがちですが、今回はそうしたジンクスを見事に吹っ飛ばしてくれた快作。

まるでいつかのALE’ JAPAN/ DAVE RODGERSを彷彿とさせる、ギターをふんだんに用いたイントロからスタート。野太いコーラスにメインvo.、歓声も加わり、ますますALE’ JAPANしているのですが(笑)、盛り上がりに関しては及第点以上。
そんなイントロを聞けば続くリフへの期待も自ずと高まってくるわけですが、これがその実に驚いたというか。

以前のSUPER EUROBEAT/ NIKO(vol.197)もそれまでのSS作品とは異なるシンセで意外に思ったりしたものですが、今回はそれとはまた違うシンセ。このところ再び使い始めたペニャ系シンセは形を潜め、代わりにドーンと分厚いシンセを配置。
いつかのA-BETAにさえ通じるようなこの存在感のある音色、LEONARDI作品ですよと言われても、「ウソでしょ?」と思わず疑ってしまうほどの変化。

ダイナミックなリフに続けとばかりにヴォーカルパートも勢い満点。以前のTOO YOUNG TO FALL IN LOVEの時と同様、走りに走ったバックに合わせ、躍動感ある歌い回しを披露。
今回はそのバックも随分と重厚さも増しているのでvo.だけ変に目立ってしまうなんてことはなく、またリフからの流れを断ち切らず、上手くサビまで継続。

サビは当然、この見るからにキャッチーそうなタイトルを軸に…と思いきや、意外にも温存。この辺り聞いた当初はやや拍子抜けしてしまいましたが、直前パートから連綿と続く躍動感、疾走感、そして程良いアグレッシヴさとが上手くカバー。
キャッチーさに関してはFASTWAYの同名ナンバーの後塵を拝する格好になってしまっていますが、盛り上がりに関してはこちらに軍配。

しかしこの曲も1曲目同様、歌詞の対訳を見ると見る目が変わるというか…これだけアグレッシヴに攻めておいて、まさか「おっしゃー仕事終わったぁぁぁぁ家に帰るぞぉぉぉ!!」なんて曲だとは思わなんだ(笑)

あと今思い出しましたが、リフはGETTIN’ ON DESIRE/ MR.GROOVEに似ています(よくよく聞いてみるとイントロも…)



4.WONDERWOMAN DREAM/ DESTINEE A
(DAVIDE DI MARCANTONIO-MANUEL CARAMOLI)
DIMA MUSICの新たな女性ヴォーカル。以前に素晴らしい歌声のvo.が入ったから期待してて、なんてメッセージを頂いたのですが、聞けばそれも納得。同レーヴェルのSTEPHYとはまた違った意味で伸びやかな歌声が印象的。

こちらのイントロは、ちょっとYOU/ ANGIE DAVISをかすめる展開。ぼかし気味のフレーズに彩られ幻想漠然とした雰囲気、そうした中に映える歌声は儚くもあり、しかし一方で力強さも兼備。
ピアノを交えつつ一通り歌いきった後、40秒前後から楽曲は動き出し、せわしなく刻み始めるシンセにベースと、ゆったりとした前半とは対照的な雰囲気へと変貌。

だんだんと勢いをつけた末に始まるリフ。最近のDIMA MUSICの作品はどうにもダシを取っていない醤油ラーメン的というか、聞いても釈然としない作品が多く、いつも?マークを頭の周りに浮かべながら聞いていたのですが、今回はそんな?マーク一切なし(笑)
さすがに派手さや力強さといったものはありませんが、メロディがしっかりしており「私はこういう曲なんです」という主張がしっかりなされたリフ。
そのメロディは爽やか+高揚感+微哀愁といった作りで、微細な変化や耳に馴染みやすところが魅力。

ヴォーカルパートはそんなリフの雰囲気を上手く引き継いだ格好。落ち着き払ったAメロで一呼吸置いた後、続くBメロでは清涼感を漂わせながら流れるように歌い上げ、気が付けばあっと言う間にサビ。
ヴォーカルも、とても本作がデビュー作とは思えないほどしっかりと歌い上げており、サビにおいては貫禄さえ感じるほど。
上にも書いたようにクセのない伸びやかな歌声で、この手の曲調とも相性抜群。SUNSHINE IN YOUR EYES/ JACKIE’O辺りが好きだった人なら嵌る確率大。

ただ単にBPMを上げただけではない、リフにもサビにも「もう一度聞きたい」と思わせる要素があるのでこの評価。


以前の記事に書いたように、レビュー記事の分量を減らす…はずだったのですが、全然変わっていないというオチ(年寄りと長話は切り離せられないらしい(^^;))
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