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DIMA EUROBEATvol.1レビュー

珍しく配信 即レビューです。

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評価ありのレビュー記事なので畳みました。


1.SUPER EUROBEAT LOVER/ DEE DEE A
(???)
これまでにリリースされたSEB楽曲は、

SUPER EUROBEAT/ ALPHATOWN(SGT2007)
SUPER EUROBEAT/ NIKO(SEBvol.197)
SUPER EUROBEAT/ DOMINO&VIRGINELLEfeat.MEGA NRG MAN(SEBvol.199)
SUPER EUROBEAT/ EUROGROOVES ALL STARS(SEBvol.199)
SUPER EUROBEAT/ FRANZ TORNADO(SEBvol.199)
SUPER EUROBEAT/ DAVE&FUTURA(BEST09・SEBvol.201(別ver.))

と計6曲。この中では3BのSEBがお情けでSUPER GTに収録され冷遇されている感が強いですが、
今回のDIMA MUSIC発のSEBは更に冷遇度合いが強まり遂にはCD未収録。

これも「これならCDに収録されなくても仕方ないよね…」という出来なら、「未収録やむなし」と納得するところもあるのですが、逆に素晴らしい出来だったのなら。
「ナローテメー責任者出てこいや!ゲシゲシ やめたげてよお」今の自分の心情を表すとしたらこんな感じ(苦笑)

このご時世に珍しいパーカッションからスタートするイントロ。その後は低音でうねうね動くベースにキャッチーなボーカルフレーズ、更に進むとピアノまで加わり、徐々に明るみが差してくるといった構成。

直後に始まるリフも、そのイントロの雰囲気を上手く引き続きつつの内容なのですが、ただちょっぴり使われているシンセから危険な香りも。
感じとしてはSEB180番台後半のA-BEAT作品の甲高い+薄い音色に近く、このレーヴェルの作品にしてはあまり奥行きや面白さといったものが感じられないのが残念。
それでもこの明るい曲調がなんとかカバーしており、それなりの迫力も兼ね備えているため二、三度聞いただけで飽きを感じるなんてことはありません。

対してヴォーカルパートはかなり面白い内容。
BPMは約145とSEBvol.208に収録された3曲よりも低い値なのですが、遅いと感じさせないのがポイント。独特のテンポで周りを巻き込んでいくスタンスは、ここ最近の低速路線に心底辟易している自分の耳には新鮮に映り、それこそ作り手の思惑通りに手玉に取られてしまいました(笑)

マイペースなAメロに始まり畳み掛けるようにしてBメロへと突き進み、勢いそのままにサビを展開。
曲調のせいかCRAZY/ DAVID DIMA辺りと少し被りますが、ただこちらの方が構成もオーソドックスなおかげで馴染みやすいですね。
ボーカルワークも秀逸で、中でもサビでは従来パート以上にあけっぴろげな、豪快な歌い回しを披露。コーラスやピアノなどバック部分も楽曲を盛り立て、まさに作品のメインにふさわしい賑やかさ。
DAVID DIMA名義ではなく、わざわざDEE DEE名義を持ってきたのも納得。

唯一リフだけはもう一頑張りして欲しかったと思うもそれ以外は完璧。
この独特なノリに、明るいと言うよりは眩しいと言ってもいい程のサビ、ギミックに富んだ最終コーラスと聞き所、聞き応えばっちり。

DAVEのSEBを収録するんだったらこっちも収録してやれよ、なんて今更ながら憤りを覚えるほどのクオリティ。オススメです。



2.I WANT IT ALL/ MAX ZERO B
(???)
SEBvol.197に収録されたLOVED IN TOKYOでデビューしたMAX ZERO。W辺さんの解説では新人扱いされるも、後半の本人のメッセージで全然新人でないことが判明しましたが(笑)
JAPANESE GIRL/ MEGA NRG MAN同様、DIMA+MARINという組み合わせの本作。曲の方はレーヴェル変われど路線変わらずといった内容で、相変わらずのアグレッシヴテイストで聞き手を圧倒。

こちらのイントロは落ち着いたフレーズにエコーで引き伸ばされたタイトルコールが貼りつけられ、開始直後は何だかちょっと怪しい雰囲気。それでもギターが登場する辺りから曲調は変わり始め、リフへ向かって力強く進行。
特に25秒付近からの、まるで踊るようなギターフレーズが加わってからは楽曲の力強さはもちろん、
こちらの楽曲に対する期待も相応に上昇。

お膳立て十分といった具合に始まるリフ。聞けば誰しも「あれ、この曲どこかで…」なんて思ってしまいそうな作りですが、そう思うのは前半ぐらいで、中盤辺りから思いもしないような方向へメロディは広がっていき何とか差別化。
前作同様、シンセがやや濁っているのが玉に瑕ですが、レーヴェル特有の疾走感を以て、聞き手に有無を言わさず聞かせる点でも共通(ちなみにBPMは約148)。刻み+うねりシンセという組み合わせ、途中から脇道にどんどん逸れていくメロディと合わせ、聞き進める度にグイグイ引き込まれる仕上がり。

ヴォーカルパートは今回もMARINがvo.を担当しているはずなのですが、でもちょっと気を抜くとDIMAが歌っているように聞こえるんですよね(各パートに登場するコーラスのせいだと思いますが)
3コーラス目の変型Aメロを聞いてやっとvo.がMARINであると確信出来ましたが(^^;

話がそれましたが、Aメロ以降はそのコーラスを効果的に織り交ぜ、アグレッシヴかつ賑やかに展開。
Bメロではピアノを散りばめたり、ちょっとDAVEっぽい歌い回し(後半部分)を取り入れ順調に勢いを強めていくという王道仕様。

ただこれもサビに入ると王道路線からはずれ始め、リフ同様のひねりを効かせたフレーズの登場する変化球な内容に。そのフレーズも、前作でも使われた機械エフェクト+バックでそ唸るギターという構成で、過去作との差別化だけでなくサビでの盛り上がりにも貢献。

メインvo.も心なしか前作以上に躍動感が増しており、その上記変化球部分だけが目立ってしまうなんてこともなく。サビラストに至るまで高らかに歌い上げ、終始こちらの闘争心を掻き立てるような作品に仕上がっています。アグレッシヴ好きにオススメ。



3.TIME TO FLY/ CINDY COOPER A
(???)
上のDEE DEE同様、懐かしいCINDY COOPER名義の作品がここで登場。
これまでにもVIBRATIONにてMEMORIESやDAY BY DAY、THE ZIPPERなどの名曲を担当してきた名義ですが、DIMA MUSICリリースの本作も納得のクオリティ。

個人的にこのCINDY COOPER=明るいポップ路線のイメージが強かったので、本作もイントロの段階からその調子で進んでいくと思っていたのですが、いざ聞いてみると随分と大人しい作り。
線の細いシンセにAメロの歌詞がいくつか点在するだけで、冒頭は哀愁楽曲のイントロと勘違いしてしまいそうな内容。

ただそう思うのも24秒ぐらいまでで、その後尻上がりに調子を上げ、当初こちらが予想していた明るさを加え一気にリフを展開。
このリフも単に明るい・可愛らしいリフではなく、いくらかの哀愁要素が入っているせいか、一口に「このリフはこの路線!」と断言出来ないような仕上がり。ポップ路線であるような、哀愁路線であるような、さんざん迷った後に「両方合わせ持ったリフ」と結論とも言えないような結論を導き出しましたが、この辺りは人によって受け取り方は違ってくると思います。

そういった解釈は置いておくとして、リフそのものは柔らかいメロディに彩られ万人受けしそうな作り。
構成するシンセが若干、VIB期のJUMPING TO JOY/ QUEEN REGINA辺りと同じくかすれ気味なのが勿体ないような気もしますが、上記メロディあってそれも繰り返し聞いているうちに気にならなくなるレベル。

ヴォーカルパートは良くも悪くもベタベタ王道路線(笑)
「ここがこう来たのなら次はこう来るな」なんて思いつつ聞き進めてみると、本当にその通りのパートが始まるといった具合で、新鮮さこそありませんが、VIB期の一連の作品が好きだった方なら思わずニンマリしてしまいそうな内容。

マイナーなAメロ出だしからBメロで弾みをつけ、そこから一呼吸置いた後にサビという流れ。
このサビもOH BABY DO IT/ MILK&COFFEAのような掴みから1.2.3./ NIKI NIKIやCLICK YOUR HEART/ DAVE&DOMINOを彷彿とさせるような本編へと進み、これまた新鮮さの後ろに?が付くような作り。
それでもリフから続くポップと哀愁の巧みな切り替え、コロコロと動き回るヴォーカルのおかげで単なる二番煎じで終わってしまうなんてことはなく。

Bメロから続く勢い、爽やかさも最後まで途切れることなく、サビの伸びやかさに貢献。
目立った派手さはないものの、聞きやすい、聞いていて気持ちの良い作品に仕上がっています。



4.I WANNA BE A STAR/ WATER QUEEN –
(???)
ボーナストラックとして収録されたハイパーテクノ作品。
曲の前半は煽るようにまくし立てる男性ラップでのみ構成され荒々しさが際立ちますが、一方の後半部分は主役が女性vo.へと交代し曲調も一気に明るくなるのが特徴。
パートの境界線とヴォーカルの交代するタイミングも一緒で、非常にメリハリの効いた構成。

ただ上のSUPER EUROBEAT LOVER同様、リフの漠然としたシンセは×。個人的にもう少し芯の通った、力強いシンセを使って欲しかったですね。



MEMORIES/ CINDY COOPER
DAY BY DAY/ CINDY COOPER
I DON’T WANT TO BE FREE/ CINDY COOPER
WITH YOUR EYES/ CINDY COOPER
TOUCH ME/ SHEILA&CINDY COOPER
THE ZIPPER/ CINDY COOPER

CINDY COOPERのヴォーカルを務めている人が全員同一人物なのか、それとも途中で入れ替わっているのか、色々聞き比べているうちに脳の回線がショートしました…

参考記事:StefyとElena(Labirinto di Oresama ~俺様的迷宮)
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非公開コメント

No title

いまさらのコメントですが DIMAのSEBが、収録されなかったのは LOVERが付いてるからな気がします、あくまでSUPER EUROBEATって意味で・・・

No title

タイトルは理由としてはどうなんでしょ。
THAT'S EUROBEATとかだったら、さすがにマズいような気もしますが(笑
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旧HDDの発掘作業完了(たぶん)ついでに音源整理も。

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