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ARD1365

急な雨に驚きつつ今日の更新。
今回は3Bからこちらの1曲です。



RIDE UP/ MISTER MAX
(F.SERRA-M.FARINA)
3Bの男性ヴォーカルと言えばMARK FARINAですが、しかし何回かに一辺の割合で登場するのがFABIO SERRA。この人も歌声で見るとFIND AN ANGEL/ MISTER MAXやSTORMY WEATHER/ ROMEOなどの哀愁路線のイメージが強いですが、それでも過去にはMY ENERGYやCONGOなどそれとは真逆の曲調の作品もいくつかリリース。
曲によってスタイルを使い分けている彼ですが、では果たして本作の方向性はと言うとこれがその中間、それぞれのオイシイとこ取りのような内容。哀愁とアグレッシヴを見事に両立しているところがポイント。

オープニングはRAINBOW/ DANNY ROCK(SEBvol.204)などと同じくギターを交えての内容ですが、それらのように明るさを打ち出して進むのではなく、あくまでも重苦しさを醸し出しつつ進行。
直後には低いトーンのヴォーカルも登場し、しばらくはその雰囲気を維持。ただしかし今度はvo.の叫び、コーラスが入り始める辺りから段々と上を向き始め、いくらかのタメを作った後に「よっこらしょ」といった具合にリフをスタート。

開始直後から一転、勢い付けて走り出すそのリフなんですが、今回は他ではあまり見られない珍しい作りなのがミソ。
こういったレビュー記事ではより伝わりやすいように、やれ○○に似てるだとか、○○を彷彿とさせるといった例えを用いることが多かったりするのですが、ただ本作においてはそれに適した作品がちょっと思いつかないんですよね。

刻みシンセ+うねりフレーズ。
前者はサクサクと小気味良くリズムを刻み、また後者は高い音域をひたすら駆け回り、作品のメロディラインを担当。
こう二段で複合的に畳み掛けることで作品の立体感はもちろん、派手さと哀愁を含んだメロディは映え、特有の強気なベースも加わって聞き応え抜群。耳から頭の中まで音が埋め尽くすようなこの感覚、なかなか他では味わえません。

ヴォーカルパートも基本は哀愁、ただしかし、それと同じくらいのアグレッシヴさも盛り込まれており、直前までの勢いを上手く継承。
SERRAさんも曲によっては煮え切らなさばかり目立ってしまうこともありますが、本作においてはまずシンセ、そして女性コーラスと入るためそういったことも特に気にならず。

割と長めに尺を取ったAメロでは低音域から徐々に迫り、続くBメロも前半は叫び、対して後半も叫びと一瞬手抜きのようにも思えてしまいますが、しかしこの手抜き加減が本作においては上手く作用(笑)
低いトーンのAメロとは雰囲気も対照的でメリハリばっちり、またバックでうねりまくるシンセと合わせ、サビに向けての期待も一気に高めてくれますし、作品の繋ぎ役としては十分過ぎる程の働きぶり。

サビはまさにそれまでの集大成といった内容で、哀愁とアグレッシヴが見事に融合。
煮え切らなさを完全に捨て去ったメインvo.が先陣を切り、その後を追うようにしてシンセ、コーラスと次々と飛び出し、リフと同じく中身ギッシリ、ドーンと勢い付けて鼓膜に迫ってくる仕上がり。
それぞれが自らを主張しつつも、曲としてきちんと一つにまとまっているところがお気に入り。

哀愁という括りに入れていいものなのか迷うところではありますが、かつてのSUPERBALL/ BOMBER辺りとバランス的には似てるかも。
ヴォーカルは違いますが、一度聞いただけでしっかり頭に残る点でも共通。哀愁とアグレッシヴ、両方いっぺんに楽しみたいという方にオススメです。



そろそろ本格的にネタがなくなってきたので、昔々にレビューした作品をもう一度書き直そうかと考え中。書いた本人が何書いたか忘れているんだから、たぶん読んでる人も忘れてるでしょ
今月、来月辺りからその辺の記事を織りまぜながらの更新になると思います、たぶん。
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No title

わたしもこの曲は買いました。同時期のLara - Rain And Tearsもセットで。
この時期の3B完全オリジナル物って結構いい線してますよね。
オリジナリティがあるというか。
仰ってるように、ハイパー哀愁、とはまた違うような感じですよね。
最近もまた復調してきてるようですにで男物のこういった楽曲にも期待したいですね。

No title

この辺りからリリース数も減ってきてはいましたが、でも曲としては仰ってらっしゃるように
良いものが揃ってましたよね。
これよりも更に前、2005~6年辺りは過去作品のメロディ丸パクリ、かつ劣化アレンジで
個人的にはあまり好きにはなれなかったのですが、その後に関してはオリジナリティもしっかり
感じられ、聞き応えもありました。

カバーアレンジとは言えDANCE BOOM BOOMもなかなかの出来でしたし、この調子を維持しつつ
完全オリジナル作品(特にFARINAvo.)をコンスタントにリリースして欲しいところです。
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