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Never More-Reincarnation:PERSONA4-レビュー

本当はもっと各曲サラっと触れるぐらいの簡単なレビューにするつもりだったのですが、実際書きだしてみると、アレもコレもと話はどんどん脱線。結局、毎度おなじみダラ長文章になってしまいました(^^;

HI3F0650.jpg

以下はレビューという名の感想文。
興味のある人だけ「続きを読む」よりお進み下さい。


1.Pursuing My True Self
(作詞:南場優-RyoRca-田中怜子-BEN FRANKLIN/ 作・編曲:目黒将司/ 歌:平田志穂子)
こちらはゲーム版OPや、TV版第1話でも使用された作品。今回のアルバムに合わせて尺も以前の1:26から3:05へと大幅アップしており、またヴォーカルも録り直し。
曲の構成自体はその1:26までは全く一緒ですが、その後はアウトロのフレーズを何度か繰り返し→サビメロをちょっとアレンジしたようなパート→2コーラス目と展開。

以前のトラックは1コーラスのみで、聞いていても「えっもう終わり?」と物足りなさを感じてしまいましたが、これぐらいの長さだとそれなりに満足。でも更にもう一声欲しかったかも。
バックトラックのアレンジはハイハット(?)が若干弱めに設定されているぐらいで、あとは特に目立って変更されている箇所は見当たらず。ヴォーカルもイントロ・サビでの歌い回しはほとんど変わっていませんが、Aメロ歌い出し“Come on…”の部分はより気怠く。エロいです(笑



2.Heartbeat, Heartbreak
(作詞:田中怜子/ 作・編曲:目黒将司/ 歌:平田志穂子)
以前のPERSONA4のサントラでも一二を争うほど好きな作品。
今回のアレンジでは原曲のイメージを守りつつ、明るさや軽快さを取り入れた味付けがなされているのが特徴。
バックトラックはシンプルかつ軽やかに。またそのおかげでvo.は際立ち、以前のシリアス調から柔らかさを含んだ歌い回しに変えたことで、聞きやすさに富んだ作品に。
随所に挿入されたタイトルコールや、Aメロの入りなど、流れるようにして耳に馴染んでくるところがお気に入り。

アウトロにかけては雨音もサンプリングされ、曲の終わりとともに段々と本降りになっていくなんてギミックも。
言うほど雨を連想するような曲ではないような気もしますが(笑)、こういった手法自体は好きです。



3.Like a dream come true
(作曲:目黒将司/ 編曲:喜多條敦志/ ブラスアレンジ:竹上良成/ Trumpet:鈴木正則/ Trombone:川原聖仁/ All Tenor Baritone Saxophone:竹上良成)
太めのサックスで構成された、ちょっとIn The Mood(レッドロブスターのCMなどにも遣われてましたね)を彷彿とさせるイントロでいきなりビックリ(笑)
その後もメロディはオリジナルそのまま&同じく吹奏楽器での演奏ではあるのですが、数も増えたこともあって迫力、奥行きがグンとアップ。
それ以降も複数のサックス系楽器での演奏は続き、互いに主張したり一歩引いてみたりするなど、パートごとに異なる組み合わせが秀逸。

バックには軽快なピアノ伴奏も敷いてあるのですが、中盤以降には上記吹奏楽器を差し置いて、ソロに近い状態で一気に主張。奏でるメロディも今回のアレンジで新たに付け加えられたモノとなっており、またそこからサックスへのバトンタッチの仕方もお見事。聞き応え抜群です。



4.I’ll Face Myself (-Battle-)
(作曲:目黒将司/ 編曲:喜多條敦志/ Violin:大先生室屋)
曲名のBattleが括弧書きになっているのを見てピンと来た、という方もいらっしゃると思いますが、こちらはI’ll Face MyselfとそのアレンジであるI’ll Face Myself (-Battle-)をミックスして、更にアレンジを加えた内容。
作品も最初は静かなピアノ伴奏から始まりますが、一呼吸置いた後には~(-Battle-)と同じ激しい曲調へと一気にシフト。

ただし作品の主役はギターではなくヴァイオリンとなっており、原曲にあったような刺々しさは幾らか押さえ気味。代わりに高音域に映える音色で悲壮感をプラス。
そのヴァイオリンの演奏が一段落した後にはピアノ伴奏で落ち着かせ、更に前曲と同じくブラス音源と続き、激しさ一辺倒ではない、強弱つけた展開が魅力。

アウトロでは再びI’ll Face Myselfよりの曲調へと舞い戻り、きれいに完結。
最後の最後でピアノ伴奏のみになる演出も良いですね。



5.Reach Out To The Truth
(作詞:田中怜子-小林鉄兵-Lotus Juice/ 作・編曲:目黒将司/ 歌:平田志穂子)
ゲーム版やTV版の対ザコシャドウ時のBGM。
今回のアレンジでは、ライナーにもあるように原曲のフルバージョンといったような内容となっており、1曲目同様、曲の構成等はほぼそのまま。
ただし細かい部分では色々と変更されているようで、特に新規で録り直されたヴォーカルは、これまでのセルフコーラスを重ねる形からメインvo.一本に絞ったスタイルに変更。新調されたギター音源と合わせ、原曲よりもスラっとしたような印象を受けます。

ちなみに新たに付け加えられた2コーラス目の歌詞は繰り返し一切なし。その歌詞だけでなく、Aメロのラップ部分でのアクセントの付け方も異なっており、ただ引き伸ばしただけでないというところに好感が持てます。
(この辺いつもEUROBEATばかり聞いていると逆に新鮮に感じると言うか…(笑))

神経質な方だと、サビ後パートでの一貫性の無いハイハットの鳴らし方がちょっと気になっちゃうかも。



6.Your Affection
(作詞:田中怜子/ 作・編曲:目黒将司/ 歌:平田志穂子)
ライナーを読むにパフュームの「ねぇ」を参考にして作られたというこちらのアレンジ。
上記作品を聞いたことが無いので詳しいことは言えませんが、何となく参考にした部分は分かります。
作品は冒頭いきなりヴォーカルが登場し、アカペラに近い形でサビを披露。この部分では原曲とさほど変わらない雰囲気ではあるのですが、一通り歌い終えた後にドドドっと重く響いてくるベースが広がり、一気にギアチェンジ。

以降はそのベースが刻むリズムで曲は走り出し、肩で風を切るようなスタイルでテンポ良く展開。以前と比べBPMもだいぶ引き上げられており、作品に対する印象も大きく様変わり。
原曲のややぼかした雰囲気から包み込むように広がっていくといった作りも素晴らしかったですけど、キレの良さで勝負するこちらのアレンジもなかなか。
個人的に二回目のサビでバック弱めで展開→ハイハットで間合いを取りつつ、再びの重厚ベースで切り返す流れがお気に入り。

どうでも良いですけど、後半Bメロ“Days go by” がどう聞いても“ディスコおっぱい”にしか聞こえません(笑)



7.夢想曲
(作曲:目黒将司/ 編曲:喜多條敦志/ ストリングスアレンジ:大先生室屋
1st Violin:大先生室屋-徳永友美/ 2nd Violin:藤堂昌彦-伊藤彩
Viola:菊地幹代/ Cello:結城貴弘/ Piano:阿部篤志)
ほぼピアノのみで構成されている原曲に対し、こちらは、ライナーにもあるように更にシンプルなアレンジ。ベース部分はカットされ、ピアノとストリングスのみの構成、更にBPMもいくらか引き下げられ、作品の寂寥感は更に加速。
そういった部分で哀愁を強める一方、中盤にかけてより高い音域にメロディは進み、また2分以降はI’ll Face Myselfにも使われたフレーズの登場で悲壮感もプラス。

テンポがゆったりな分、最初から最後まで落ち着いた調子で進むと思いきや、良い意味でこちらの予想を裏切ってくれるアレンジ。
一盛り上がりあってから、アウトロにかけて次第と収束していく流れもお気に入り。



8.SMILE
(作曲:目黒将司/ 編曲:喜多條敦志/ Violin:大先生室屋)
3曲目同様、こちらも開始17秒までは「あれれ?」と思ってしまうような内容ですが、それでも直後にはあの耳慣れたメロディが登場するので無問題(笑)
こちらのアレンジはほとんどの部分がバイオリンによって演奏されているのですが、ただ全部が全部そうと言うわけではなく、オリジナルとほとんど変わらないピアノ伴奏も残してあるのがポイント。

高音部分で大きく主張してくるバイオリンと、そこから一歩引いて、合間を縫うようにして顔をのぞかせるピアノとのコンビネーションもなかなか。

メロや構成を変えなかったことにより、原曲と同じようなノリで楽しめることが出来、また一方でバイオリンというこれまでにはなかった楽器の登場で、それとは一味違った印象、満足感を得られる内容になっています。



9.Heaven
(作詞:田中怜子-小林鉄兵/ 作・編曲:目黒将司/ 歌:平田志穂子)
一瞬、キャサリンのBGM?なんて思ってしまうようなイントロでスタートする本作。
捉えどころなく漂うピアノ伴奏の中、ハイハットが淡々とリズムを刻んでいくといった作りとなっており、ライナーの言葉通りジャズバーで流れていても全く違和感のないアレンジ。
その雰囲気は本編でもしっかり守られており、ヴォーカルもそれに即した、甘く訴えかけてくるような歌い回しを披露。原曲でもそういったスタイルで歌っていましたが、こちらはバックがシンプルになった分だけ気怠さもアップ。
まさにムーディーなんて言葉がぴったりなアレンジに仕上がっているかと。

個人的にサビ後の、適当にピアノを散らしたパートが特にお気に入り。



10.Sings Of Love
(作詞:田中怜子/ 作・編曲:目黒将司/ 歌:平田志穂子)
こちらはドコドコとオープニングからダイナミックな音が鳴り響き、随分と勢いのある作品へと変貌。そういった部分で力強さをアピールする一方、オリジナルの持つ軽快さはきちんと守られており、Aメロ出だしの半拍ずらし=逆マルヲ節から聞き手のハートをがっちりキャッチ。
いきなりのサビを経てからは間髪入れずにAメロと展開。ここもメロディ要素抑え目、音程はほぼ一定のラップパートではあるのですが、バックトラックは変わらず元気いっぱい。おかげで単調にはならず、華やかなサビの後でも違和感なく収まっています。

また1:28~にかけては原曲にもないメロディを交えての完全オリジナルパート。
曲が進むごとに主役が移り変わり、更に進めば一つに合流。この辺りの変遷、ベース部分との絡みを追っているだけでも十分楽しめるかと。

唯一、Aメロ“goes”にてコーラスの合いの手が無くなってしまったのがちょっぴり残念(^^;



11.specialist
(作曲:目黒将司/ 編曲:喜多條敦志/ Alt Sax:竹上良成)
ペルソナ4はイメージカラーの黄色に合わせて、とにかくメジャーコード、明るい曲が多いのですが、本作もそうした作品の中の一曲。
今回のアレンジではその明るさを更に引き伸ばした格好となっており、6曲目同様、BPMの引き上げに、加えてサックスでの再構成により、さながらサマーバケーションといったような趣に(笑)
曲が本格的に始まってもメインは変わらずサックスではあるのですが、1分半から2分にかけてはピアノが作品の主役。弾力のあるベースに合わせての伴奏、原曲(1:02)にもあった4拍のリズムを突き崩していくフレーズもばっちり再現されており聞き応え抜群!ピアノ好きには堪りません。

後半にかけては今度はサックスソロパートも登場し、原曲以上の高揚感、力強いサウンドを展開。直後のピアノとの絡みも◎。
聞いているだけで楽しくなってくる、元気の湧いてくるアレンジに仕上がっています。オススメ。



12.Never More
(作詞:小森成雄 / 作・編曲:目黒将司/ 歌:平田志穂子/ コーラス:アトラス合唱隊)
アルバムタイトルにもなっている本作は、ゲーム版のエンディングにも使用された作品。
ここまでどちらかと言えば大胆なアレンジが施され、聞く人をして驚かせしめる作品が続きましたが、ラストのこちらは上記作品たちと比べると割合原型を留めたアレンジ。

それでもヴォーカルには多少のエフェクト、手拍子を始めバックトラックも幾らか手を加えられており、そして更にはサビでは大勢のコーラスが参加。原曲で感じられた多少の哀愁要素も残ってはいますが、このコーラスの登場により賑やかさや明るさの方が目立つ作品に変化。
アウトロにかけてもコーラス隊は引き続き登場し、オリジナルやゲームをプレイした時の「もう終わっちゃうんだ…」感は皆無。最後は楽しさや満足感の得られるアレンジに仕上がっています。

ライナーによると、ライブ感を出すためにコーラスには敢えてザワザワして欲しいと注文を出したそうなのですが、2:20付近ではそのザワザワもかなり前の方に出てきちゃってますね(笑)



当初は1曲目のPursuing My True Selfのフルバージョンだけが目当てで、この曲のためだけに3,000円は高いなぁーなんて思っていたのですが、いざ聞いてみればそれ以外のアレンジ作品に大ハマリ(笑)
原曲の持ち味を更に引き伸ばしたようなアレンジから、敢えて原曲とは正反対なアプローチを施したアレンジ。他にもBPMやヴォーカルの歌い回し、原曲には無い完全オリジナルパートの存在など、それぞれに特徴があってとにかく面白い。

もちろんオリジナルを知らなくても楽しめますが、でもやっぱり知っていた方がもっと楽しめるはず(当たり前か)。以前と比べてどこが同じで、どこが違っていて…ちょっとマニアックかも知れませんが、そういった箇所を見つけ出していくっていうのも、このアルバムの楽しみ方の一つなんじゃないかなと。


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(2011/10/26)
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