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SEBvol.192レビュー

そんなこんなで買ってきました、VIP MEGA EURO STAR。

PB050019.jpg

とりあえず収録楽曲のクレジットだけでも書いておこうと思いブックレットを見るもどこに記載無し。
まさかと思いつつCDケースからディスクを取り外してみると…

やっぱりケースに書いてあらぁ!

車の写真は興…1ページ目の曲リストはCDケースの背面を見れば済むことなので出来ることならそこにクレジットを記載して欲しいですねー(でもまだD-1の時よりマシ)

とりあえず3B、BLAST!とDIMA MUSICの新曲のクレジットを以下に記載。

6.WHAT A WONDERFUL DAY/ GIPSY BABY
(M.FARINA-F.SERRA)

7.FIGHT AND GO/ DAVID DIMA
(DAVIDE DI MARCANTONIO)

8.MR.HEARTBREAK/ ROBBIE BOY
(ALBERTO BENATI)

9.OPEN YOUR HEART/ ROMI
(ALBERTO BENATI)

16.DON’T YOU FORGET MY WORLD/ NICOL LEE
(DAVIDE DI MARCANTONIO)

17.MOONLIGHT/ ERI
(ALBERTO BENATI)

20.IT’S MY LIFE/ RADIORAMA
(M.FARINA-F.SERRA)

22.ANY MORE/ BETTY LOU
(ROBERTO GABRIELLI)

23.BIG BOY/ SAETTA KID
(ALBERTO BENATI-FILIPPO CORDIOLI)

24.STARLIGHT WOMAN/ BIG WAREZ
(DAVIDE DI MARCANTONIO)

25.JUMPING THE FIRE/ MIKE SNAP
(ALBERTO BENATI-FILIPPO CORDIOLI)

26.HEY MAMMA HEY/ F.C.F.
(M.FARINA-F.SERRA)

ANY MOREは確かBLAST!発のナンバーと聞いていましたが…クレジットを見る限りBLAST!のBすら書いておらず。
クレジットも実際は
Written by:ROBERTO GABRIELLI
~MIXED by:ROBERTO GABRIELLI
Additional sound Engineering by:PAOLA BORSATO
Special thanks to Ryota Kubo
Published by Sym Music Srl

一体どういう事なんでしょうか???

で肝心の内容ですが、BLAST!はややこれまでの作品に比べると落ち着き気味。全体的に惜しい曲が多いですね。
一方SEBに収録されなかったDIMA MUSICの3曲ですが、SPEED KINGFIGHT AND GO、ALL RIGHT NIPPON STARLIGHT WOMAN、STEPHY嬢のDON’T YOU FORGET MY WORLDとそれぞれかなり良い勝負してくれてます♪

まぁそう言いつつ一番心打たれたのはYOU WILL SEEだったりするんですが(何


前置きが長くなりましたが予告通りSEBvol.192レビュー。
毎度のことですが以下のレビューは私個人の偏見に満ち満ちた感想。あくまでも数ある意見の内の一つとして受け取って頂ければ幸いです。

本当に興味ある方のみ以下よりお進み下さい。
(※そう言えばコンピTWINSTARの方の配信も開始されたみたいです)
1.SPECIAL MEGA-MIX~LET’S PARTY~/ MIXED BY DJ GUN
今回は1曲目にMEGA-MIXを収録。
前回のBOSSのMEGA-MIXはホント収録された楽曲をただただ繋げたもので面白くありませんでしたが、今回のDJ GUNによるMEGA-MIXは適度に弄り有り、爆発音有りで、この“PARTY”というテーマにふさわしい派手な仕上がり。
PAGALの弄り具合や全く違和感の無いEURONIGHT→HARAJUKU NIGHTへの流れがお気に入り。
また今回はSEF DELUXE内で“GUN”のフレーズが綺麗に取れます(笑)


2.NACK5/ DOMINO&KAIOH A 
(S.OLIVA-A.GATTI)
以前書いた記事より再掲。

“番組中、パーソナリティの澤美代子さんも仰ってましたが、どこか宇宙を感じさせるようなエフェクト掛けNACK5コールから始まる作り。
“セブンティーン、ナイン(ポイント)ファイヴ!”のフレーズから冒頭同様のエフェクトフレーズ、そしてギターのカッティングを介して始まるリフは以前も言ったとおり薄味U.F.O.寄りの例のヤツで個人的にはそこがやや不満であったりもするのですが、ヴォーカルを務める二人の“NACK5”というフレーズを常に被せているせいか191収録のHURRY UP HURRY UP/ LOLITAの様なのれんに腕押し的な肩透かし感はほとんど感じず。
DOMINOの作品と言うだけでキャッチー、ミーハー路線といったモノを思い浮かべがちですが、メロディフレーズは意外にもアグレッシヴ志向の強い作りで、また疾走感も非常にあり聞き応えも相当。DOMINO名義の作品でここまでアグレッシヴな作品っていうのはかなり珍しいような気がします。

ただこの曲の醍醐味はリフよりもヴォーカルパートで、A・Bメロは高音域のDOMINOの歌声を声変わりをしたFREDDYタンもといKAIOHが支えるというスタイルで両者のバランス、コーラスのはもり具合も抜群。この辺りはさすが親子といったところなんでしょうか(笑)
また一聴しただけではちょっと気付きにくいのですが、AメロからBメロにかけての歌詞にはNACK5の各番組のタイトルが織り交ぜられており、“NACK WITH YOU”や“NACK ON TOWN”“NACK AFTER FIVE”、更には私のHNの元ネタにもなった“THE NUTTY RADIO SHOW 鬼玉”なども(笑)

そんな遊び心溢れるBメロからかつての自身の作品を彷彿とさせるような“LET’S GO!”の掛け声を挟んでサビパートが始まるのですが、ここではこれまでのパートと立場が逆転しKAIOHメインで、それにDOMINOが追従するようなスタイルに。
KAIOHのクセのない、非常にノビのある歌声によるタイトルコールは非常にキャッチーで、吸い込まれそうなほどの爽やかさを実現。またこのパートでも親子の歌声のはもり具合は文句なし、以前も言ったかも知れませんがこのパートには他の作品の追従を許さないほどの一体感があります。
そんな爽やかなサビとアグレッシヴ寄りなリフとのギャップもなかなかで、作品全体を通して非常にメリハリのある仕上がり。

当初はリフにやや難ありかな…なんて思っていたんですが、そんな不満を吹き飛ばす程ヴォーカルパートが素晴らしかったのでこの評価(私個人のNACK5贔屓も無きにしも非ず(何))”

ラジオで流れていたモノはそれ用に適当にEDITされ、当然イントロもカットされちゃったんだろうなぁーなんて思っていたんですが、実は全くカットされていなかったという(笑
ラジオではかからなかったのは3:20からの3コーラス目A・Bメロの歌い回しが通常パートとは多少違っております。



3.HEY BOY/ APPLE A
(DALL’ORA-DEGANI)
TIME改め新生EUROGROOVE。
新レーヴェル設立といっても実質的にTIMEとほとんど違わないわけで、メンツもほとんど変わっていないのですが、楽曲のクオリティは大きく上昇。レーヴェル名を変えたことが良い気分転換になったのでしょうか。

さてそんなEUROGROOVEの第一弾となる本作品、アーティストはMOMOならぬAPPLEでお初の名義…なんですが、歌っているのはおそらくはBARBIE的なあの御方。
曲の出だしはヴォゴーダーや変型Bメロを交えたパート、そしてこれまでのTIME作品同様、変型サビを一度挟んでからリフという流れ。
リフはvol.189に収録されたYOU GIVE ME MORE/ PHIL&LINDAに使われたモノに近い、一つ一つの音がしっかりしたクリアなシンセ音によって構成されており、重厚感はもちろん適度なBPMも手伝って疾走感も兼備。
メロディラインはキャッチーでありながらアグレッシヴ、フレーズもど頭部分、一瞬間を空ける作りでなかなかインパクトもあり、後半にかけての盛り上がりは相当。

そんなリフに対しヴォーカルパートもまた死角無しといった作りとなっており、どもりから始まるちょっとコミカル寄りなAメロ(笑)から“♪1-2-3-4”とキャッチーさ溢れるBメロ前半、そして一転Bメロ後半からサビにかけてシリアスさも加えて攻め立てるという構成。
サビは背面レビューにも書いてある通り3次系のナンバーを彷彿させる作りとなっており、サビだけ聞くとSEBvol.101~109辺りに収録されていても違和感無さそうな仕上がり(笑)
リフから続くアグレッシヴさ、直前のパートから続くシリアス加減、更には微妙な哀愁要素を盛り込んだこのサビパートは上記のような懐かしさと合わせて非常に聞き応えがあります。
PARAPARA GIRLの時と同じようなキュートで程よく主張してくる女性ヴォーカルの歌い回しも文句なし♪(個人的にはBメロのSEXY BOMB、サビでのBABEの歌い回しが好き)
レーヴェル名が変わってもTIME時同様、EXTENDはしっかり作り込んであり一安心。

今年に入ってからのTIME作品、特に女性楽曲はやや落ち着いた作品が多かったですけど、この曲はそうした作品達とは対極に位置する仕上がり。
これだけ派手に攻めてくれれば何も言うことはありません(笑)



4.1.2.3.4.LIVE ON DANCE FLOOR/ MEGAN A
(FOGLIA-LEONARDI)
いやいや…もう少し収録順を考えましょうよ(苦笑)
上で1,2,3,4~と言っている傍からまたしても1,2,3,4、おまけに同様の曲調&同じ女性vo.なのでかなり被り気味(^^;)

たしかデビュー作品の時にメガンテみたいな名前しやがってなんて書いた記憶があるのですが(笑)、そんなMEGANさんの第2弾。
冒頭、軽くHEY MR.DEE JAY/ DOMINOをかわすようなフレーズから始まり、トランスちっくな音色を挟んで一呼吸。そんな静かなイントロを経て繰り出されるリフは、直前のフレーズとは正反対の、とにかく明るく、派手で上昇志向の強い仕上がり。
やっていることはそれこそSEBvol.150前後のどん底期の作品とさして変わらないのですが、やはり構成する音が全く違うので、あの聞いた瞬間に「あぁ…」なんて溜め息をつくなんて事は皆無(笑)
リフの感じは何故かCD未収録となってしまったREVOLUTION/ PIZZA GIRL辺りに近いかも。

1st作品と同路線ながらも、向こうが朗らかを基調にした作品だったのに対し今作はそうした朗らかさは抑えめ。ただしvo.に関してはやっぱり同様で、上のAPPLEとはまた違うキュートな歌声、またブックレットにもあるように非常にノビノビとした歌い回しでこの手の曲調に上手くマッチ。
そんなヴォーカルに引っ張られるようにして展開するサビパートはタイトルにもある“♪1,2,3,4”を軸にとにかくキャッチー。リフから続く明るさが最後まで途切れないのも◎。

毎回同じようなことを書いていますが、そろそろ次辺り男性楽曲をお願いしたいところ(笑



5.HARAJUKU NIGHTS/ ALPHATOWN B
(M.FARINA-F.SERRA)
同日発売のCDにも収録されたTWINSTARやRAMBO-RAMBO DEMOLITION、BATMAN-BATMAN IS BRUCE WAYNE等々、お互いにお互いを意識しているんじゃないかなんてメールで色々書いたような>○○さん(笑)

ライナーにもある通りかつてエナアタが同じようにHARAJUKUをテーマにした作品をリリースしましたが、今回は3BがHARAJYUKUネタで勝負(それにしても何故原宿なのかしら???)
で曲なんですが、ここ最近の3Bの特徴でもある?過去作品の再利用が今回も取り入れられており、どっかで聞いたことがあるような感じのリフのメロディ、Aメロでパクリ臭は一度消えるもBメロからは再び過去作品がちらつきサビに入ればSTORMY WEATHER/ ROMEOの変型といった作り。
とにかくほとんどのパートで過去作品がちらつきほとんど新曲を聞いているような気がしないのですが(苦笑)、それでもJINGA/ MARK FARINAのレビューにも書いたようにパクリでも変に劣化させず堂々とやってくれれば文句はないわけで。

個人的にSTORMY WEATHERからの哀愁加減を引き継ぎつつ、アグレッシヴ要素の追加されたサビパートがお気に入り♪FARINA様との相性も抜群です。



6.PARA GIRL<DOMINO GIRL’S POP MIX>/ DOMINO B
(S.OLIVA-A.GATTI)
SEBvol.190時のレビューを再掲。

“DISC-1のCALL MEとは打って変わって今回は日本語皆無ですが、リフにフレーズを乗せているところは同じ。
ミーハー路線ではなくややシリアス調なのが新鮮ですがリフ自体はちょっと気の抜けたBLUE/ DELTA QUEENSを聞かされているようでイマイチ。
シリアスとミーハーの入り交じったヴォーカルパートは嫌いではありませんが、どっちつかず中途半端な感も。過去のPARAPARA GIRL/ BARBIE辺りと比べるとやはり見劣りしてしまいます(繋ぎやすそうだけど(笑))
それでも曲そのものは決して悪いわけではなく、テンポは良いですし、あとはこの味付けの薄いリフさえどうにかしてくれればかなり化けるかと。
このシンセ音になってから結構経ちますが、DIMAとの合作で変わってくれるのかしら。路線的にはもうこのままで良いので(むしろこのまま突っ切って欲しい(笑))あとはしっかりとした音にさえなれば、以前のような勢い満点な作品も夢ではないはず。
今後に期待。”

SEBvol.190に収録されたモノは3:56で今回収録されたモノとは尺も違うわけなんですが。
カットされた具体的な箇所は3:02~3:15、3:59~4:37で、前者は変型Aメロ、後者は通常リフ×2+アウトロ。190ver.とは終わり方が異なりフェードアウトではなくきちんと締めて終えてくれます。
またライナーにもある通りSEBvol.190ver.とはサビでの歌い回しが異なり、具体的には“wanna play~”“feel all right”辺り。

WANNA BE WITH YOUの劣化だとかコーラスが鬱陶しいとか思っている割にすんなり聞けるのですが、それはやっぱり曲中にほとんど日本語が入っていないからなんでしょうかね(笑)
歌い回し的にはSEBvol.190の方が好み。



7.FOOD FIGHTER/ IRENE D
(S.CASTAGNA-C.CODENOTTI-E.SOMENZI)
去年から今年にかけてリリース数は少ないながらもなかなか良い勝負をしてくれるIRENE。今回も結構期待していたんですが…

おそらくはONE TOUCH/ ACEfeat.LA GATTAの時と同じ人が今回もコーラスに参加しており、イントロはそのコーラスを適当に織り交ぜつつ、その後変型サビ→リフという構成。
これまでの彼女の作品に比べるとリフはやや鋭利な感じが損なわれてしまっており少々残念ですが、リフ自体には勢いもあり、またお馴染み“フォー”サンプリングがあしらってあるせいか終始賑やか。
ヴォーカルパートは同レーヴェルのKIKI&FANCY的なAメロの歌い出しから流れるようにBメロに移行し、その流れのままサビへと持っていくといったもので特にギミックもなく耳に馴染みやすいのですが、一方であまりにも普通すぎるせいかインパクトは弱め。

もしかしたらそうしたインパクトの弱さを補うために色々とサンプリングを入れたのかも知れませんが…リフからのフォーサンプリングはまだ許せても、このことあるごとに挿入されるLA GATTA的なコーラスフレーズ、サビでの“FOOD FIGHTER”のコーラスが個人的には許容範囲外(苦笑)
一度や二度ならまだ我慢できますし聞いているうちに慣れるのですが、LA GATTAっぽいコーラスは主張が強く、またサンプリングの入れ方が全て同じ、どこまで行ってもワンパターンなのでイライラとともに嫌気すら差します。

曲自体は結構好きなんですが、コーラスがね…(苦笑)



8.SEF DELUXE/ TRI-STAR D
(ACCATINO-RIMONTI-FESTARI)
カタログNO.HRG752。
タイトルがタイトルだけにかなり期待していたのですが、どうも期待しすぎてしまったかなというのが正直なところでして(^^;)

イントロは歓声音の中でSEFを連呼するかなり賑やかな作りとなっており、その流れに乗ってリフがスタート。リフは以前のCRAZY RACE ON THE STREETの変型でややマイナー調ながらも程よく勢いがあります。
でリフ以降のパートなんですが、このタイトルに対して何故か微哀愁路線。かつてのDANCING IN MAHARAJAも哀愁と言えば哀愁なので別に哀愁路線であることが悪いとは言いませんが、この曲、このリフで行くなら微哀愁ではなく、もっと明るい景気の良い感じで行った方が良かった気がします。
結局Aメロ以降も常に微哀愁がつきまとう作りとなってしまっており、サビに入ってもさして盛り上がるわけでもなく淡々と進行。お馬鹿、コミカル要素は皆無、キャッチーさもほとんどなく一体この曲がどこを目指しているのかまるで見えず非常に中途半端。

それこそCRAZY~と同じようにアクの強い男性vo.をメインに据えてグイグイ引っ張っていってくれた方がまだマシだったのでないのでしょうか。
やっぱりタイトルがタイトルだけにかつてのFRANZ TORNARDOのナンバーと比べてしまうわけで…年末のREMIXで化けてくれることに期待。



9.EURONIGHT/ EUROGROOVE AAA
(DALL’ORA-DEGANI)
で今回の真打ち登場となるわけです(笑)
新生EUROGROOVE第2弾となる本作品、歌うはその名もEUROGROOVEなる人物ですが、実際はJACKY’O的なあの御方。

ちょっとエフェクトを掛けたフレーズからそのエフェクトを外し一気に加速、同時に聞き覚えのある男性vo.が参加しタイトルコール連呼を軸に変型サビを展開。
このヴォーカルお気に入り?“Satisfaction!”の叫びを介して始まるリフはまさに親父大爆発とでも表したくなるようなモノとなっており、DALL’ORA単独作品ではないとは言えそれに準ずるような親父節炸裂な仕上がり。
出だしからフレーズは忙しく駆け回り、アップダウン激しく、とにかく息つく間もない作りでまさにアグレッシヴ一色。3曲目のAPPLEの作品同様、リフを構成するシンセ音は例のクリアなものなのでリフの存在感はもちろん、勢い、重厚さに関しては言うに及ばず。またバシッと決まった締め部分はTIME期の作品にはないもので新鮮、そしてお気に入り。

いささか暴走気味なリフに比べればAメロは落ち着いた作りですがバックがしっかりした作りのせいか終始テンポ良く、あまり落ち着いたことを感じさせない仕上がりに。
歯切れの良いフレーズが印象的なBメロ前半まではAメロとテンション的には大して変わりませんが直後のBメロ後半から階段を駆け上がるように一気にレッドゾーン突入!
以前のNIGHT FIGHTERでもかなり熱い歌い回しを披露してくれましたが、今回はそれ以上に熱い、いや暑苦しいとも言える歌い回しでとにかく激しく攻め立てます。
フレーズもタイトル連呼の王道展開で、この単調さと熱い歌い回しのコンビネーションが堪りません(笑)

こちらもEXTENDは凝っており、思わず笑ってしまうような2コーラス直後の妙な変型リフやより歯切れの良さ加減の増した3コーラス目の変型Bメロ等々常に耳の離せない内容。
どの部分も変化に富んでおりかなり聴き応えがありますが、やはり一番聞き応えがあるのは4分半過ぎから始まる雄叫びパート(笑)
聞いているこっちが倒れてしまいやしないかと心配になるほど熱い雄叫びで昇天。



10.PAGAL/ MARA NELL B
(ACCATINO-RIMONTI-FESTARI)
カタログNO.HRG763。
以前のカタログ更新ではPAGALなのかPAGYALなのかで話題になりましたが(笑)、今回はPAGAL(中途半端なギャルでパギャルとか言われても全然ピンと来ないんだけど^^;)

イントロには意外にも発音の良い“サドルパガル”というフレーズが散りばめられており初っ端からなかなかにキャッチーな仕上がり。続くリフは昨日、コンポで聞いた時点ではどうにも頼りないような(変にかすれているような)感じに聞こえ不満に思っていたのですがいざヘッドフォンで聞いてみるとそんなことはなく、上記のような不満は感じず。
やや早めのリズムに合わせてお馴染み女性vo.が歌うリフ以降のパートはキャッチーさに満ちあふれた仕上がり。基本的にサビまで一本道といった流れですがテンポが良いためか単調さは皆無。パートが切り替わるごとに増していく哀愁要素とそれとは対照的なサビでの“パガル”というキャッチーさ十二分のフレーズとの相性は不思議と良く、明るさとその哀愁要素が混在するサビパートがお気に入り。
唯一リフの締め部分が寂しいように感じますが、それも何度か聞いていれば気にならなくなりそうな予感。



11.A SIMPLY MELODY/ VALERY SCOTT C
(M.FARINA-O.PIZZOLI-R.GABRIELLI)
と言うよりそのパクリ楽曲と混同していたというオチ(笑)
懐かしのPIZZOLIさんや現DELTAのGABRIELLIが名を連ねるクレジットを見れば分かるようにこの曲は蔵出し(正確には再録)で、SHIBUYA109の折りたたみブックレットによれば2000年制作。同CD収録のTIME TO SAY GOODBYEとともに約8年越しに再録と相成りましたが、裏には何かしらの意図があるんでしょうか(笑)

この曲が制作された2000年と言えばちょうど3Bが他社への楽曲提供をして契約が打ち切られ、結局3Bは@社からF社へと完全シフトした頃で色々ゴタついていた時期(この頃のMACHのブックレットとか結構ズケズケと好き放題書いてますよね(笑))

でこの曲ですが、一瞬ドキッとするようなフレーズで幕を開け、件の何かに似ているような変型サビパートを挟んでリフ。同時期にはSEXY×3やRAMBO等これぞ3B!といったようなアグレッシヴなナンバーが多数存在しますが、この曲はしっとり哀愁。
単音ではなく複数のラインによって構成されたリフは奥行きもあり、やや方向性は異なりますが直前のYOU ARE ALWAYS ON MY MIND的な聞くだけで癒されるような仕上がり。
ヴォーカルパートはAメロからサビに至るまで比較的淡々と進行。ただ物足りないかと言われればそうでもなく、淡々とした中にも芯のある女性vo.の歌声が映える作りとなっておりしっとりし過ぎていないのが特徴。
かつての自身のDAN DIBI DANを彷彿とさせるフレーズ、ちょっと中華風味な味付けが成されたサビパートはキャッチーさもなかなか。

オリジナリティに欠けてしまうのが難点と言えば難点ですが、クオリティ自体は同時期の作品と比べても全く遜色ないので無問題。
まぁ一番の難題はこの曲がパーティ向きかってことなんでしょうけど(笑)



12.TONIGHT TONIGHT/ KEVIN JONSON B
(L.GELMETTI)
SEBvol.175以来久々の登場となるKEVIN JOHNSON。
前作YOU LIGHT MY FIREではお得意の80’s路線を披露してくれましたが、今回はその流れも汲みつつ、ブックレットにもあるように2次系の楽曲(TRD1300~、SEBvol.40前後)の様な雰囲気が加味され非常に懐かしさ溢れる仕上がりに。
その2次系の楽曲にならったかどうかは分かりませんが(笑)曲の出だしはテクノ調。
一通りテクノ調で盛り上げてから始まるリフは厚みのあるシンセで構成され、ミドルテンポながらもかなりの迫力を持って聞き手に迫ってきます。
音だけ聞くと今風なのですが、要所要所にその2次系的なフレーズや雰囲気が見え隠れし非常に懐かしい、心温まる仕上がり。適度にアグレッシヴなのも○。

以降のヴォーカルパートはリフからのミドルテンポながらも適度に賑やかに、そして適度に攻めるという姿勢を貫いており、vo.の歌い回しについても(もう今更と言った感じもしますが)これまでの作品同様貫禄さえ窺えるもので安心して聞くことが出来ます。

唯一の不満はサビ。TONIGHT×2のタイトルコールは分かりやすいとは思うものの、もう少しキャッチーさをプラスして欲しかったところ。
もっとも何度も聞いていればそんな不満はすぐに無くなっちゃうと思いますけど(笑)

個人的にリフ以外ではサビ前タメ部分のハイハットフレーズがお気に入り。



13.UNBELIEVABLE/ ANNALISEfeat.D.RODGERS C
(A.GORDON-G.PASQUINI-A.SEPE)
DAVEのデュエットはvol.183収録のTELL ME/ DAVE&NUAGE以来久々。
女性と組むと十中八九、明るい朗らか路線になってしまうのですが今回もご多分に漏れずそのパターン(苦笑)
ピアノを適当にあしらった出だしから、ややNORMA SHEFIELD的な雰囲気(笑)を展開しつつ始まるリフは前回のALKOGAN名義の作品とはまた違う(ような気がする)シンセ音で構成されており、例の妙に甲高いフレーズや軽さは皆無。今度こそ完全復活と思っても良いのでしょうか?(笑)
リフはとにかく賑やか、メロディラインも上昇志向の高い爽やか路線でどこか2000年前後のA-BEAT全盛期の作品にも通じそうな仕上がり。
二人が一緒になって歌うのは初めてとのことですが、歌唱力に関してはどちらも憂慮を挟む余地などまるでない程のレベルの高さ。二人で歌ってもソロの時同様、それぞれの持ち味を存分に発揮しておりヴォーカルパートは奥行きは増し、またリフ同様サビに至るまでとにかく賑やか。

個人的にこの人の爽やか路線はあまり好きではないのですが、前回のANNALISEの作品と違って復調ぶりが窺える、また今後の作品に期待のもてる仕上がりになっているかと。



14.WAIT FOR YOU<DANCEFLOOR NIGHT MIX>/ ACE A
(T.JACKSON-M.S.ERIKSEN-T.E.HERMANSEN)
最後を飾るのはACEでELLIOTT YAMINのカバー。
今までカバーというと大抵DELTA辺りでしたが今回はSCPが担当しており、最近のこのレーヴェルの調子を考えるとやや心配でもあったのですが…(^^;)

原曲と同じ静かなピアノ伴奏で幕開けしJAY LEHRの作品でも見受けられた80’sテイストを織り交ぜたイントロ。続くリフはおそらくカバー時にあたって付け加えられたものだと思うのですが、原曲のフレーズを上手く活かしたメロディライン、またシンセではなくピアノメインで構成されているせいかいつものやっつけ投げやり的な感じはなりを潜め、全くSCPっぽくない仕上がり(笑)
また歌い手にACEを選んだというのもポイントで、原曲の聞き手を柔らかく包み込んでくれるような歌い回しをACEが見事に再現。以前のMOONCHILDやD-1収録PLEASE DON’T LEAVE MEでもノビのある歌声を披露してくれましたが、今回も彼の歌声が十二分に活かされた仕上がりとなっており、原曲と比べても全く遜色ないですね。

あまりユーロビートっぽくない早口のAメロの歌い回しや合いの手のようにはいるセルフコーラス。明るさとほのかな哀愁が入り交じるBメロからサビにかけての高揚感。
上のKEVIN JOHNSONのナンバーもそうでしたがこのミドルテンポが耳に心地よく、リフからサビにかけてまで何の抵抗もなくスッと耳に馴染む仕上がり。

きちんと最初から最後まで原曲を聞いたわけではありませんが、この曲の再現度はかなりのものだと私は思います。

それにしてもやっぱり驚きなのはこのリフ。上にも書きましたが最近のこのレーヴェルの楽曲のリフはやっつけ気味、全然記憶に残らないのですが、今回のこの曲のリフは別格。
SCPもこうしたリフが作れることに驚きです。
出来ることなら次回以降の楽曲もこういうパターンのリフをお願いしたいところ(笑)



一応、今年最後のSEBとなったわけですがなかなかに良曲揃いで、それこそ今回からリニューアルした方が良かったんじゃないの?なんて思ってしまうような内容でした(笑)

今回のお気に入りはやはりTIME改めEUROGROOVE(予想通りでしょうけど(笑))
そんな私のTIME贔屓抜きでも楽曲のクオリティはかなりのもので、やや落ち着いた感じのTIME末期の作品と比べるとやはり勢いが違います。

他のSSやDELTA、復活?A-BEATも枠数が少ないもののかなり良い勝負をしてくれてます。GO GO’Sに関しては好きですけどシンセをもっと力強いものにしてくれたら…なんて思ったり。
SCPはサンプリングがなければIRENEのナンバーも好きですし、ACEの方も良い意味でSCPっぽくない作りで大満足。
3Bはどちらの作品も好きですけど、正直8年前の作品をわざわざ持ってくる必要があるのか疑問。

エナアタはやっぱり期待しすぎたかも…最近の勢いを考えればかなりヤバイ作品になると思っていたんですけど。来月の年末BEST盤に収録されるであろうREMIXに期待。

あぁ…よく見てみれば評価のほとんどがAかB。
誉めるだけのレビューって言うのはどうも薄っぺらくなっちゃうので嫌なんですが、変に評価を下げるのもどうかと思いそのまま掲載。
とにかく前回以上に良曲揃いでレビューも楽しく書けましたとさ(笑)
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