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SEBvol.194レビュー

最近、個人的に嵌っているのがスパゲティに醤油、マヨネーズをこれでもか!ってぐらいかけた後に、きざみノリとタバスコをドバーッとかける簡易パスタ。
ちょっとマヨネーズのせいでカロリー高めになってしまいますけど、美味しいのでミートソースやナポリタンに飽きてきた方は是非どうぞ♪

というわけで今日は予定通りSEBvol.194レビュー。
全体的に高評価、個人的には前回以上に聞き応えのある一枚でTIME&EUROGROOVE、そしてA-BEATがかなり良い勝負してくれているかと。
いつものように本当に興味のある方のみ以下よりお進み下さい。
1.SPECIAL MEGA-MIX/ NON-STOP MIXED BY MST 
楽曲の多くが哀愁だからなのかノンスト担当はMST。
ほとんど弄り・叩きゼロのカットイン繋ぎで特筆すべき点はほとんど無く。全編サラッとそつなく繋いだMEGA-MIXとなっております。



2.FEVER OF LOVE/ STEPHY MARTINI A
(DAVIDE DI MARCANTONIO)
DIMA MUSIC発の作品ではVIP MEGA EURO STAR~HYBRID~に収録されたDON’T YOU FORGET MY WORLDに続く作品。
リリースの度にユーロビートらしくなっていく彼女の作品ですが、今回は更にユーロビートらしい作りとなっており、よりアッパーな作風になっているのが特徴。

MAKE YOU UNDERSTAND/ HELEN辺りを彷彿とさせる出だしに、軽くギターとvo.フレーズを適当に散らしたパートを経て始まるリフは、このレーヴェルにしては珍しいギターメインのリフ。メロディ自体そこまで攻め切れていないのが個人的には少々残念ですが、それでもこのギターがイイ感じにカバー、高めのBPMに合わせて程良いアグレッシヴさを兼備。
今回の作品のもう一つの特徴は以降のヴォーカルパートで、いつもと比べるとヴォーカルはやや抑え気味、NO BORDER/ ANNIE辺りと似ているかも。
エコーをかけたvo.のおかげかAメロから幻想的な雰囲気でこのパート自体、割と落ち着いた仕様なんですが、Bメロから徐々に加速し、サビに入れば更にアグレッシヴかつ壮大な展開に。
早いテンポにいつもとは異なる、しなやかな歌声が絡み、切なさを以て次から次へと聞き手に迫ってくるこのサビ。腰を据えてじっくりと展開する哀愁楽曲とは対極に位置するような仕上がりですが、きちんと哀愁を感じさせてくれるところがミソ。

正直、「STEPHY嬢のあの歌声を堪能したい!」と思って聞くと肩透かしを喰うことになりかねないのですが、その分このBPMとギターがしっかりカバーしてくれているので無問題。
EXTENDEDもしっかり作り込んであり、2コーラス目サビ以降の間奏や3コーラス目変型Aメロ、そしてトドメとばかりにサビを潰してのギターソロと最後まで耳の離せない内容。お腹一杯です(笑)



3.MY KING IS YOU/ LESLIE PARRISH D
(MATTEO RIZZI-CLARA MORONI)
SEBではvol.186収録BIG BAD AND HOT LOVE以来の登場となるこの名義。
同作家陣・同vo.のiTuneで配信されたITALO BEAT BOY/ VICKY VALEがかなりの出来映えだったのでこの作品も期待していたのですが…

オープニングは以前のMY GASOLINE/ DANIEL辺りと同様の、かなり落ち着いた出だしとなっておりピアノ好きも納得の作り。そんな冒頭部分に満足しつつ聞き進めてみるとどこぞのA-BEATを思わせるような妙に甲高い、かすれシンセが登場し若干嫌な予感が。
更に聞き進めてみれば、そんな悪い予感大的中!まるで出がらしのような、汚い音色で構成されたリフでゲンナリ(苦笑)リフ全体は走りに走ってかなりの疾走感、勢いがあるのですが、いかんせんこのシンセが足引っ張りまくり。
そんな不満の残るリフに対してヴォーカルパートはほぼ完璧な仕上がり。途中、転調も無しにサビまで一気に雪崩れ込む展開、意外にもキャッチーなタイトルコール、そしてヒステリックじゃないMORONIのテンポの良い歌い回しと、リフ以外の部分においては上のSTEPHY嬢の作品にも全くひけを取らないほどの出来映え。

だのにこのリフ。
確か以前もこの名義の作品でリフが…というのがあったような気がしますが(たぶんKING OF HEART)、ヴォーカルパートが申し分なかっただけに余計にこのリフが悔やまれます。



4.CALL ME/ DOMINO (C)
(S.OLIVA-A.GATTI-A.KOZATO)
以前のSEBvol.190レビューより再掲。
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またしてもKOZATOさんは妙な日本語を吹き込んで(苦笑)
Aメロの出だしは“とーれとれ、ピーチピッチ”とカニ道楽の宣伝文句のように聞こえるんですが…(笑)
なるほどたしかにSEB未収録なのも頷ける仕上がりで全編日本語。曲そのものの出来は後続の2曲の延長線上で、リフに乗せたフレーズやモシモシ~はかなりキャッチー。

ただ正直この歌詞を聞いていると疲れるというか。儂のようなオッサンにはもう付いていけないというか(苦笑)この辺りはJ-EUROを聞いているときに感じる感覚に近いものがありますが…というよりこの曲はJ-EUROという分類の方が(笑)

景気よく、垢抜けた明るさで攻める姿勢は◎。
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最近の薄味シンセとは違う、しっかりとした足取りのリフにDOMINOのイメージに即したメロディ、曲調とGO GO’Sらしさに溢れた仕上がり。
PARA GIRLと並んで好きと言っても決してやぶさかでないのですが、上に書いたようにどうにもこの曲中通しての日本語が気になって気になって。
面白いというよりも恥ずかしさの方が先に来ちゃいます(苦笑)



5.ALL I WANT IS YOU/ MIKE WEST AAA
(S.DALL’ORA-G.GAMBOGI-D.GALLI)
重度のTIME野郎なら一瞬で気付いてしまうであろう、このイントロ。
キーは変わってはいますが全体的にSHAME/ KASANOVAを踏襲した作りとなっており、ピアノフレーズのすぐ後にしゃがれvo.が登場しサビという展開もやっぱりそっくり(笑)

一方のリフはSHAME臭ゼロ。この作品がいつ頃作られたのかは分かりませんが、やや細めのシンセながらもDIMAばりにうねるフレーズが炸裂しており勢い満点、いつもの親父作品とは一味も二味も違います。
リフでSHAMEっぽさを払拭したかと思えばAメロに入るとやっぱりSHAMEしちゃっており思わず吹き出しそうになるのですが(笑)、Bメロからはきちんと別展開。
特にそのBメロ冒頭ドスの利いた“オォ”のフレーズはインパクト大、このフレーズを境に楽曲は更に勢いを増し、サビに入ればそこから更に加速するという流れ。Bメロからサビ終わりまでリフ同様まるでジェットコースターのような、目まぐるしい移り変わりを堪能できるのが魅力。
特にサビは哀愁楽曲とは思えないほどの盛り上がりで、先日配信されたHURRICANE MANに匹敵するほど中身の濃い仕上がり。

SHAMEが優しく包み込んでくれるような哀愁だったのに対し、こちらは凄味の利いた哀愁。単なるパクリではなくきちんと特徴を持たせているところがお気に入り。

(最後サビ終わりのためか)TIMEにしてはEXTENDEDがやや短いのが少々残念ですが、きちんと変型パート満載の3コーラス目、やっぱりSHAMEっぽい中盤の間奏、そして締めのアカペラ気味の“You”の歌い回しとポイントを抑えた作りなので物足りなさは覚えず。



6.HAPPY VALENTINE/ AI YAMAMOTO D
(S.CASTAGNA-C.CODENOTTI-E.SOMENZI)
調べてみると本作で3作品目なんですね、彼女(どんな曲だったのかサッパリ思い出せないのは自分の記憶力に問題があるからだと思いたい(^^;))
オープニングからヴォーカルが登場するイントロは幻想的、どこかPAMSY辺りの作品にも通じそうな雰囲気。
上の作品じゃないですけどこの曲っていつぐらいに作られたんでしょうか…リフはちょっと前(SEB170番台辺り)の作品を思わせる若干ペタついたフレーズで構成。もっともリフの作りが多少違うとは言え、相変わらずのやっつけ気味、面白味に欠けるのはいつも通り(苦笑)
ヴォーカルパートですが、歌声に深みはないものの割合そつなく歌いこなしており、誰か他の人に歌って欲しかった的な不満は覚えず。多少舌足らずなところも見られる一方でサビ直前では日本人離れした歌い回しを披露、バックとの相性も良い感じ。
ただ相性抜群とは言いつつクセがなさ過ぎるのも事実で、もう少し各パート特徴づけるなり、メリハリを利かせるなりして欲しかったところ。

個人的にはこの手の幸せ一杯朗らか路線が苦手なので次回辺り、もっとアップテンポな(出来ればアグレッシヴで)曲でお願いしたいところです(笑)



7.GIVE IT ALL UP TO ME/ PAMSY&JAY LEHR B
(S.CASTAGNA-C.CODENOTTI-E.SOMENZI)
2曲続けてSCP。後ろの3曲連続TIME・EGと交換すれば良かったのに^^;
今回はJAY LEHRさんの作品にもかかわらずご本人のF.LEHRさんがクレジットされていないのが気になるところですが、路線はこれまで同様のミドルテンポ路線なので一安心。

冒頭かつてのIMAGINEよろしく、明るい朝の日差しのような爽やかなフレーズに始まり、バックに軽くギターを挟みつつサビを半分まで展開した後にリフがスタート。
このリフなんですが、まるでSCPとは思えないような音使い、しっかりとしたメロディで上の作品含め、これまで散々投げやりで面白みのないリフだ云々と文句を言ってきた私も納得の出来映え(笑)シンセが細くなってしまった分、迫力は多少損なわれてしまいましたが、その分奥行きがあり、より聞き応えのあるリフに仕上がっているかと。
ACEではなくJAY LEHRとPAMSYという組み合わせもリフ同様なかなか奥の深い作りとなっており、Aメロでの各人それぞれのソロパートからBメロでの合唱、そしてサビでのJAY LEHR中心、PAMSYがバックで支えるという各パート異なる構成。
二人のハモリ具合もバッチリで、特にサビを最後まで頭打ちになることなく歌い上げるところがお気に入り。

唯一の不満はやはりこのBメロでしょうか。
せっかくリフからAメロと丁寧に持ってきたにもかかわらず、どうにもまとまらないまま漠然とした感じでサビへと移ってしまい物足りなさが残ってしまうこのBメロ。
個人的には今の2倍、32拍しっかり踏んでからサビを展開してくれた方がもっと良かったと思うのですが。



8.SI LA DO/ PISTOL GIRL D
(ACCATINO-RIMONTI-FESTARI)
カタログ未掲載、録って出しに近い本作。
前作IKE IKE 2009がいまいちパッとしなかったので今回もあまり期待していなかったのですが、やっぱりと言うか、案の定と言うか(^^;)
HRG775以降の作品であるはずなので音の方はしっかりしていて当然なんですが、メロディラインがまるでSEB170番台に戻ってしまったかのようなマイナー調。しかもタイトルに反して何故かアグレッシヴ路線でこの時点で既に?が頭の上に。
ヴォーカルパートに入ってもやっぱりアグレッシヴ路線で“SI LA DO”というフレーズが登場するサビに入ってやっとキャッチーさも出てくるのですが、やっぱり基本はアグレッシヴ。
いやアグレッシヴをやるならやるで良いのですが、IKE IKE同様バックに負け気味のこのヴォーカルでは当然攻め切れるわけもなく。
うだつの上がらないメロディにこの煮え切らないヴォーカルパートとどうにも中途半端。

配信と違って最近のSEBに収録されるエナアタ楽曲はピンと来ないことが多いです。



9.FOR YOUR LOVE/ NORMA SHEFIELD A
(RipRap&PLUM-F.CONTINI)
何でもこの曲カバーだそうで(せめて元歌ぐらい載せておこうよ(^^;))
J-EUROの方でもお馴染みの面々が制作した本作ですが、なるほど確かにこのメンツで制作しただけあってかなりの出来。そして何よりNORMA嬢の魅力が存分に発揮された仕上がり。
アカペラに流れるようなギター、シンセフレーズ、更にはピアノ伴奏を織り交ぜたオシャレな出だしに、かつての自身のIN MY DREAMSを彷彿とさせるようなヴァイオリンも登場し、この冒頭の掴み部分で早くもK.O.寸前(笑)
そんな丁寧なイントロに続いて始まるリフは、まるで一昔どころか二昔ぐらいタイムスリップしてしまったかのような作り。メロディラインはもう少し頑張って欲しかったと思うものの、しっかりとした音色、かつてのNORMA嬢の作品を思わせるような懐かしさ一杯の仕上がりで旧来ファンも納得のリフ。
イントロ・リフに続いてヴォーカルパートも一切の手抜かり無く、存在感のあるバックフレーズに適度な哀愁を織り交ぜ、割と早いテンポでサビまで進行。道中ハミングやピアノフレーズを挟み、サビバックではヴァイオリンが駆けめぐり、哀愁寄りではあるもののなかなかの派手さも兼ね備えた仕上がり。

EXTENDEDの作りがいつものA-BEATとそこまで変わらないのが多少不満と言えば不満なのですが、3コーラス目Bメロ潰してのピアノパートもあるので概ね文句なし。
上にも書きましたがNORMA嬢の魅力が最大限発揮された本作、彼女のファンはもちろん、そうでない人も納得の仕上がりではないでしょうか。



10.DOLCEVITA TONIGHT/ RICK CASTLE C
(ACCATINO-RIMONTI-FESTARI)
カタログNO.HRG745。
MY LITTLE GIRLでデビューしたRICK CASTLEも未収録含め今回で16作品目。
HRG667  YOU'LL NEVER BE LONELYから5作連続収録と何気に優遇されているんですね、この名義。
今回もご多分に漏れず哀愁路線なんですがオープニングは全然哀愁仕様ではなく、ちょっとPRETTY WOMANを思わせつつCHICA BOOM/ MISS Kのサビフレーズを漂わせた、遊び心溢れる内容。
そんなコミカルなイントロで油断させておきつつ始まるリフは、たしかにHRG745と最近の曲だけあってかなりしっかりした音なんですが、どうも上のPISTOL GIRL同様メロディラインに難があるというか。変にマイナー調であまり魅力を感じないリフ。
ちょっと歌唱力に不安があるところもGIBRAUDOさんの持ち味だと思っているので、その辺に関しては割と寛大なのですが、それにしても今回はいつも以上に声が浮ついてしまっておりバックトラックとの一体感はほとんど無く、何となく地に足付かずといった様相。

畳みかけるようなBメロからの流れは良い意味でらしくなく結構好きなんですが、このタメ無しでサビに入ってしまうところが微妙。“FIRE”でせっかく盛り上げたにもかかわらず、すぐにサビが始まってしまうのでせっかくのBメロからの勢いは途切れてしまい、Bメロとサビとの繋がりもちぐはぐ、何だかBメロとサビとで違う曲みたいに聞こえてしまいます。

BABY DON'T LEAVE MEやBAD BOYと比べるとやっぱり見劣りしてしまいます。



11.FOREVER SAD/ HELY AAA
(DALL’ORA-DEGANI)
もー良いじゃんHELENAで
EUROGROOVEの新人HELYが歌う本作。試聴の時点で気にはなっていましたが、かつてSEB100番台にROSEやHELENAが歌った一連の作品を今の音で再構築したといったような仕上がり(笑)
4曲目と同じ電話のダイヤル音から始まるもののこちらはもちろんコミカル要素ゼロ、電話をかけても繋がらないという状況に悲壮感どころか愛憎すらをも感じさせるフレーズが絡みついていき、冒頭からかなりの迫力を以て聞き手に迫ってくる展開。
一瞬のプッシュ音からリフと勘違いしてしまいそうになる変型サビ半インストと段階を踏んで、いざ始まるリフ。これまでの作品とは異なる若干細めのシンセで構成されているもののやたら重厚、勢いがあり、かつての色々なTIME哀愁楽曲が脳裏をよぎるメロディラインと合わせ非常に聞き応えのある仕上がり。

ヴォーカルパートもリフのメロ同様、一切の妥協のないど哀愁路線で、Aメロこそバックにピアノを交えつつ多少軽やかに展開するも、Bメロに入ればその雰囲気は徐々に変化。ドスの利いたELENA嬢の“Devotion…”から進むたびに凄味を増していき、遂にサビでは更に勢いを増し、哀愁楽曲にもかかわらず息をもつかせない激しい仕上がり。
近年のELENA嬢の作品でもピカイチ(死語)の激しさで、この辺り以前のモチーフとなった作品にはなかった要素でお気に入り♪
EXTENDEDももちろん聞き所盛りだくさん。3コーラス目、4コーラス目それぞれ変化に富んだ変型パートばかりで展開においても申し分なし。

HEY BOYと言い本作と言い楽曲の作り自体はSEB100番台、そしてこのやたらドスンドスン言っているバックを聞く限りSEB80~90番台。最近の親父さんはその辺を意識して曲を作っているんでしょうか。

しかしこれバレンタインを謳ったCDに収録して良いの…?(どうもチョコ渡せなかっただとか、告白しても振られたといった情景しか思い浮かばないんですけど(笑))



12.I REMEMBER/ KASANOVA B
(G.GAMBOGI-S.DALL’ORA-D.GALLI)
しかしALL I WANT IS YOUと言い一体いつぐらいに作られた作品なんですかね…音を聞く限りそんなに昔の作品じゃ無いようですし。案外TIMEはTIMEで曲を作っていたりして(まさか)
ALL~同様、GALLIさんがクレジットされた本作。彼女が加わったことで何か大きな変更があるわけでもなく、聞いてみればいつもと同じ男性哀愁楽曲。
物悲しいピアノフレーズに始まるイントロは寂々とした、かなり落ち着いた雰囲気ですが、そうした静寂を打ち破るが如く25秒辺りからvo.が登場し、楽曲は一気に加速。
中途半端なパンニングが印象的な変型サビを経てからリフが始まるのですが、このリフもEUROGROOVEの作品と言われても違和感がないほどやたら勢いのある作りとなっており、厚みにおいても及第点以上。
ヴォーカルパートはいつも通りと言ったらそれまでなんですけど、「GAMBOGIさんはやっぱり哀愁歌うのが上手いなぁ」なんてことを思わせてくれるような内容。哀愁然りとしたAメロからBメロで哀愁を離れこのまま朗らか路線へと転調するのかな?と思わせておきながらやっぱりサビは哀愁でとりまとめるといった流れで、Bメロのアプローチの仕方は過去作品とは多少異なりお気に入り。
またヴォーカルの歌い回しも魅力的でAメロの腹の底に響いてくるような叫び、甘く訴えかけてくるようなBメロの“you”、そしてBメロケツからサビ頭の“ウゥゥァウァイ”の歌い回し(この表現で伝わるの?)と各パートそれぞれ特徴的な歌い回しでインパクト性も十分。

個人的には、この同じフレーズの繰り返しで単調さを覚えてしまうリフのメロディの分だけ、多少見劣りしてしまいますが、嫌いではないです、この曲(むしろ好き(笑))



13.VALENTINE’S DAY/ ANGIE SWEET A
(DALL’ORA-DEGANI)
だーかーらーHELENAANGIE DAVISならぬANGIE SWEETが歌う本作。
ヴァレンタインと名が付けば誰だって甘ったるい朗らか路線を思い浮かべがちですが、ではこの作品はどうかというと…

オープニングは上のKASANOVAとは対照的な調のピアノフレーズが敷かれ、このレーヴェルにしては珍しい語りなんかも入ってイントロはかなり明るい雰囲気。続く32秒辺りちょっぴりクリスマスな感じのフレーズも同様に明るさ120%、「もうこのままこの曲調で通すのかしら」と思ったのも束の間、vo.が参加しだしてから様子が一変。途端に哀愁楽曲へと様変わりし、序盤の流れを見事に裏切る展開。

そんな哀愁まみれのパートを経てからリフが始まるのですが、こちらもメロディ哀愁、明るいヴァレンタインはどこへやら(笑)シンセがウニューっとしている分だけ11曲目に比べて迫力は負けますが、それでも勢いは十二分、こちらもまた力強い哀愁を再現。
ヴォーカルパートは明るいAメロから徐々に哀愁を帯びていくBメロ、そして更にその哀愁が強まっていくサビと流れ的には割と王道路線なんですが、Bメロと言いサビと言い常に明るさを見せつつ哀愁を展開しているところがミソで、この両要素のバランスがとにかく絶妙。明るさと哀愁を最後まで並行させつつサビの最後の最後、哀愁でドラマチックに落とすこの一連の流れ。彼女にしてはかなり珍しいレッドゾーンギリギリの歌声と合わせて非常に聞き応えがあります。

最初はこのリフ→Aメロの多少の違和感の分だけB評価にしようと思っていたんですけど、このサビ締めがあまりにも良かったのでついついA評価にしてしまいました(笑)

しかしこれもヴァレンタインの曲…?(歌詞を見る限り凄く明るい曲のように見えるけど)



14.FANTASY<SWEETEST MIX>/ VIRGINELLE A
(G.PASQUINI-M.GULINELLI)
SEB初収録はvol.10。何と今から19年も前のことになるんですねー…当時4歳だった自分がリアルタイムで聞いているわけもなく(笑)
前回のTRY MEがイマイチ、一方のSPACE BOYがなかなかの出来映えだったので期待半分不安半分と言った心持ちだったのですが、いやぁー今回のリメイクは良いですね!

原曲の高揚感溢れるピアノイントロとは対照的な、やや抑え気味とも受け取れる冒頭の展開が印象的で36秒辺りまでは哀愁然りとした路線。その後、原曲らしい明るい要素が入り始め、次第に加速していく楽曲。
徐々にテンションが高まっていく中でやっとこさ始まるリフ。もう軽さ、汚さ、物足りなさなんてものは微塵も感じさせない、しっかりとしたシンセで構成されたリフは派手さ十分、厚み十分、直前まで抑えていた分余計にそう感じます。
原曲よりも幾分か早めのテンポに、歌い直した…かどうかは分かりませんが、しっかりとしたエネリーの歌声が上手く絡み、原曲以上に小気味良く、そして程良くアグレッシヴに、更にはいくらかの切なさを織り交ぜつつサビまで展開。

リフにしろヴォーカルパートにしろあまりにもオリジナルに忠実すぎ、新鮮さ、面白さに欠けてしまうのが難点ですが、逆に変に変えなかった分だけ原曲と同じような感動を味わえるというか。

SPACE~に続き全くA-BEATらしくないEXTENDEDの作りを聞いていると、それこそDAVE、熱でもあるんじゃないの?とさえ思ってしまうのですが(失礼)、まるでジャズのような中盤のダウンテンポパートに5:20~から時間をかけてのアウトロとこちらも最後まで耳の離せない内容でお腹一杯。

SUN CITYの時からは想像もつかない出来映え(笑)
良いです、A-BEAT。



しかし、今回はやたら評価高いなー…自分で付けておいて何ですけど。
2曲目からADCAAADBDACAAABAA
もちろんTIME・EG多めの選曲でこうなるのは事前にある程度は予想できたんですけど、A-BEATの両曲もかなりの出来映えで。A-BEATの新曲が楽しみって感覚、ホントいつ以来かしら?(笑)
この分なら次回、頭のDAVEもかなりのモノを期待できそうですね♪

SCPも毎回毎回GIVE IT ALL UP TO MEみたいなリフにしてくれると嬉しいんですけどねー最近のこのレーヴェルの評価はリフを聞いた瞬間で決まってしまうと言うか。

エナアタは、どうも聞いていてももっと他に良い曲があるんじゃ…なんて邪推しちゃって楽曲に集中できない云々。DELTAはこの手の曲で行くならRUNNING FOR THE FAMEの方が適任だった気がして云々。

まぁそうは言いつつ今回はなかなかの良盤で、こういう楽曲を聞いていると「やっぱり自分は哀愁の方が好きなのかも」なんて思ったり(そう言う割にBRATT PROTONEとか聞いていると「俺が本当に好きなのは哀愁ではなくイケイケアグレッシヴだ!」なんて思ったりするんですよね(笑))
いや要はどっちも好きなんですけど(欲張りでスマン!)

次回vol.195のテーマはSPEEDYということで(DRIVEとあんまり変わ(ry)今回とは違ってアグレッシヴな作品ばかりになりそうな予感。
上にも書いたDAVEにやたら勢いのあるハリケーンマン、お馴染みDIMAに何故かトリを飾るバナナ王子とラインナップだけでもヤバそうな雰囲気。

しかしDE LEOとか見ると、それこそ本当にTIMEでも曲を作っていそうな気がするんですが、実際はどうなんでしょうか?(笑)

P2040092.jpg

FANTASYを聞いていたら他の曲も聞きたくなってきたのでアルバムを引っ張り出して聞いております。うーん、オリジナルのFANTASYもやっぱり良いですね♪
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SEB194

Stephy Martiniはよいですね~
Farmの方に収録されている曲は未だに聴いたことがないのですが、
この曲もDIMAなので安心して聴けますね~

個人的にレスパリのリフはAnyday AnymoreとかMy Gasolineと同じような
リフなのであんまり気になりませんでした
もしかしたらA-Beat Cのあのリフに慣れてしまったのと同じ感覚かもしれませんが^^;

Call MeもソウですがSEB193のDejoもですが、
個人的に日本語が入ってるのには抵抗がありますね^^;

今回のエナアタはどうも選曲ミスくさいですね
Si La Doはメロディー自体はいいんですけど、さびのうたい方が囁いてるような感じなせいか
インパクトがないですね。力づよく歌ってもらえると違ったのかもしれませんが
Dolcevita~はサビの入り方が唐突過ぎて、コレがサビ?ッてなっちゃいますね。
A,Bメロもサビもメロディーは良いのですが、なんというか組み合わせが悪いというか^^;

Valentine's DayのサビがLonely Nightッぽく聞こえた気がしました

そろそろバレンタインものだけでアルバムができそうですね。

こんばんは、PSPの実写版ドラゴンボールのゲームが気になって仕方ない管理人です。

>F社のSTEPHY嬢
FEVER~と比べてこちらの方がより彼女らしい仕上がりでしたね、程良いBPMに落ち着いたピアノ伴奏、そして伸びやかな歌声が十分に発揮された内容で。
そのイメージで聞くと今回の作品を聞くとだいぶ違った印象で、初めて聞いた時分にはだいぶ面食らいましたけど、こっちの路線も私は好きですw

>MY KING IS YOU
とにかく走りに走った、疾走感溢れる展開、そして非ヒステリックなMORONIの歌い回しと全体的には好きなんですけども。
これでリフにもう一頑張り求めるのはもしかして贅沢なのかしら(^^;)

>エナアタ
悪くはないんですけど、かと言って良いと言えるわけでもなく。
SI LA DOはMONEY FUNNY DOLLARASタイプの、ハキハキとした女性vo.に歌って貰った方がもっとハネたと思うんですけどねー。どうにも吹けば飛んでしまいそうな頼りない歌声が気になって仕方ないです。

>VALENTINE'S DAY
高音域で勝負するELENA声がちょっとそれっぽいかも知れませんね♪
個人的にこの歌い回し、バレンタインを見事に裏切る曲調がツボでした(笑)

>バレンタインアルバム
全編、VALENTINE'S~のような作品ばかりだったら即買います(笑)

No title

FANTASYは確かGOBBIさんがボーカルのはずですが、、 エネリーさんなんですか?

No title

おもいっきりエネリーって書いちゃってますねー…オリジナルもGOBBIさんなのに(^^;
スイマセン、上のレビューは嘘八百です。申し訳ない。
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Author:玉鬼feat.管理人
旧HDDの発掘作業完了(たぶん)ついでに音源整理も。

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